牛ちゃん、お疲れ様。
柱のひび割れということですが、これは材木としてはよく見られるものですよね。勉強不足で申し訳ないのですが、この割れが柱の腐食の原因というのがよく理解できないおっちゃんです。もし材木が湿気をもって腐食がすすんだとしたら、ひび割れの部分だけでなく柱全体を覆ってしまう必要があるような気がするんですよね・・・。
真壁の柱は剥き出しなので雨にさらされるのは当然ですから濡れても乾燥させれば問題ないんじゃないかと単純に思うのです。腐食しているのはたぶん柱の根元だろうと思うのですが、いつまでも湿気が取れずに腐食菌が繁殖しやすい環境になっていたんじゃないかと素人考えでは思います。だから家の周囲の排水の問題だとか草ぼうぼうになっていたとかが間接的な原因のような気もするんですがねえ。立地条件がいまひとつ分からないので疑問符ばかりですみません。
2009/10/29(Thu) 20:04:34 [ No.189 ]
こんにちは、おおまぐろさん。
福岡西方沖地震の後にもよく聞きましたが、名刺が入るひび割れがあると、そこから雨水が浸入して鉄筋やコンクリートが腐食してしまうそうですが、木材も同じようです。うちの材木のひび割れは幅の広いところで3mm程度あり、長さは数10cmになっています。
もともとは、雨漏れを調査した時に、原因が柱のひび割れだということを見つけ、そこをパテ等で直したのですが、今回の外壁崩落を調べる中で柱や胴差しの腐食を発見しました。
木材のひび割れは縦方向に発生しますが、柱のひび割れから浸入した雨水が、その下の胴差し(この木材は横に寝かせて使う)に溜まり、そこから腐食が進んだようです。特に、この面(方角)だけは、屋根の軒とかがなくて陽ざらし/雨ざらしになっているため、このようになるのだと思います(ほかの面は、軒で外壁が保護されているので、多少のひび割れがあっても同様なトラブルは発生していません)。
補修にあたっては、柱のひび割れはパテで埋めて雨水の浸入を防止し、腐食が進んだ柱や胴差しは補強材を添えて(あてて)、強度を補おうと思っています。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、だいたいそんなところです。
2009/10/30(Fri) 10:53:51 [ No.190 ]