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「押し切り」を作った。
「押し切り」とは、稲わらを適当な大きさに切るための道具で、私の田舎でも稲わらを押し切りで切って、糠や野草と混ぜて牛に餌として与えていた記憶がある。家庭菜園作りにあたっても、稲わらや雑草から堆肥を作るためには、細かく裁断したうえでEMボカシ等と混ぜるため、いずれ押し切りが必要だと思っていたが、シーズン間近かとなり、いよいよ作成に取り掛かったものだ(買っても良いのだが結構高い!)。これまでは、剪定鋏等で雑草を切っていて、これでは手間はかかるし結構大変だったので、堆肥作り担当の嫁も大喜びだ。
「押し切り」を作るにあたって、もっとも重要な「刃」は、以前オークションで斧を落札した時のおまけに付いていた鉈(どちらかというと大きな包丁のようなもので、刃の長さ約40cm、高さ9cm、厚さは2〜3mm程度で、ちょっと薄めだが、押し切り作りにはぴったりの刃だ)があるので、刃の先端の上部にうまく穴をあけられれば、十分に使えるはずだ。それ以外の材料は近くのDIY店で求めた。厚手の板(棚の縦木用で長さ50cm)が2枚(台板用)と、L形金物を2枚(刃を止める金具)、L形のアルミプレート(台板の刃側に貼り付ける)、凸形の金具(刃のストッパー)、そして2枚の基板をつなぐプレートとネジ、ボルト、ナット等だ。
ドリルドライバーで刃の先端に穴を開けた(うまく行った)後、大きな材料を並べてみて、具体的なイメージを作り、そこに細かな材料を組み合わせていく。でも、既存の材料のなかからぴったりと合うサイズのものを探すのが大変で、ホームセンターでもサイズが大きすぎる、小さすぎると、何回も手に取ったり、棚に戻したりを繰り返して、どうにか材料選びを終えた。どうしてもサイズが合わないときは、自分で金具に穴を開けることも考えていたが、組み上げてみれば、ほぼイメージ通り(予想以上)の出来上がりで大満足。切れ味もそこそこだ。
簡単に刃を外せるようにするとか、刃を固定しているL型金物にかかる負荷が大きいので、板(台)への固定をネジからボルトへ変更する等、まだまだ改造したほうが良い部分もあるが、今後、使い込みながら手を入れていくつもりだ。
2008/02/27(Wed) 20:30:22 [ No.17 ]
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- Joyful Note -
Modified by isso