辻井伸行さん(うちでは伸くんと呼びます)のソロコンサートに行ってきました。演奏される曲はすべてショパンのものでしたが、知らない曲もあって、新しい発見もありました。
舞台の真中に『スタインウェイ&サンズ』のピアノが1台置いてあって、他には何もありません。ピアノソロコンサートなので、確かに、他には何も必要ないとは思いますが、ちょっと殺風景な感じです。 開演時間に少し遅れてコンサートが始まりましたが、圧倒されたのは、その迫力です。小柄な伸くんの小さな?手がピアノに触れると、圧倒的な迫力の音が叩き出されてきます。曲にもよるのでしょうが、電気などのサポート無しで、これだけ激しい旋律を奏でることができるんですね(もちろん、ひそやかなパートもありますよ)。これまで何回もテレビで演奏を聴いていますが、この迫力は生ならではのものでした。 彼の演奏スタイルには、いろいろな意見もあるようですが、ひたむきにピアノと向き合う姿には、大いに心を揺さぶられました。 2016/03/29(Tue) 20:14:44 [ No.18 ] |
- Joyful Note -
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