ミノウラのトレーナーM70Rを改造した振れ取り器です。これで、縦振れと横振れを調整することができます。
トレーナーからマグネット式の負荷装置を外し、取付台座とZ型アダプタにホームセンターで購入したL型のプレートをネジ留めし、それにTVカードをテープ留めしました。
リムに接触する部分にはTVカードを使っていて、リムに接触したらピーっと音がします。TVカードは柔らかい素材(ブレーキシューより柔らかい)なので、ちょっと接触したくらいでリムが痛むことはありません。まあ、そういう素材を探して取り付けたわけですが・・・。
構造は非常に簡単ですが、一番のポイントは、振れ取りする位置合わせです。
最初に、現在使っている26HEツーリングのリアホイールを取り付けて、縦振れや横振れのを位置を確認し、その後に練習用のホイールを取り付けて、その位置に合うよう調整しています。結構、楽しんでますよ!。
とりあえず、これで技術?を磨く(というか、流れを理解する)というレベルなので、これで十分です。経験を積んで、それでも専用の振れ取り器が欲しくなったら購入します。
2017/02/25(Sat) 17:12:44 [ No.118 ]
自作(改造)振れ取り器による振れ取りで、26HEツーリングのリアホイールに近い状態まで振れ取りができました(あくまで近い状態です。多分、この後の仕上げが難しいのでしょうね)。
最初、ハブ側と反ハブ側のスポークのテンションを同程度にしたところ、リムが反ハブ側に寄ってしまいました。逆に、リムをセンターに持っていくと、ハブ側のテンション>反ハブ側のテンションになってしまいます。リアハブは左右のスポーク長が違うので、同じテンションで張ればハブとリムのセンターが合うのかと思っていましたが、そうでは無いようです。
ということで、ちょっと遅ればせながら、ネットでスポークのテンションについて調べたところ(詳細は省きますが)、テンションはハブ側>反ハブ側になるのが正しいようです。じゃあ、どれくらいのテンションで左右のスポークを張ればいいのかを調べるため、テンションメーターを購入することも考えましたが、インターネット上では、特に必要ないという意見も多かったので、そのまま振れ取りを進めました。
その結果、一応(1回目)の振れ取りは出来ましたが、26HEツーリングのリアホイールにと比べると、スポークのテンションが弱いような気がします。これでは駄目だとやり直すことにして、一旦、反ハブ側のスポークのテンションをぐっと緩め、ハブ側のテンションを(26HEツーリングのリアホイール近くまで)アップさせた後、反ハブ側のスポークのテンションをアップする段取りで、振れ取りに再挑戦することにしました。
2017/02/26(Sun) 19:42:37 [ No.119 ]
振れ取りを繰り返し、最終的には指先でスポークのテンションを確認しながら微調整して、どうにか満足できるところまで仕上がりました。大切なのは、縦振れ、横振れにしても、常に反対側を意識しながら調整して行くことのようですね。久留米のBaramonで組んでもらったホイールが横にあったので、比較しながら調整できたのは、大きなポイントでした(今回は練習なので、スポークプレップというスポークの潤滑&緩み止め剤は塗布していません)。
とりあえず、ホイール組みの練習はこれで終了し、この後はフリー(スプロケット)やチューブ/タイヤを取り付けて、きちんと走れるかどうか確認する予定です。
2017/03/06(Mon) 11:26:28 [ No.120 ]