灯台を撮るっ旅・徳島2023

Date:2023/10/17〜10/20

2023/10/17(火) 初日:福岡空港−(飛行機で輪行)−徳島空港〜大鳴門橋〜徳島市街。晴れ。

3泊4日で徳島県の灯台を訪ねる旅/ツーリングに行ってきました。自転車は愛称・走二郎こと、ばらもん26HEツーリングです。

徳島駅近くのホテルに連泊し、JR牟岐線での輪行と合わせ技でいろいろな灯台を訪ねますが、「徳島阿波おどり空港」では阿波おどりの像と渦潮が出迎えてくれました。


「鳴門市営渡船 岡崎渡船」です。この渡船で大毛島(の土佐泊港)へ渡り、海岸沿いに孫崎展望台(孫崎灯台)を目指します。

渡船に乗るのが好きなので、旅先で渡船があれば出来るだけ乗船していますが、岡崎渡船は乗船料が無料で、この時は私を含めて5名が乗船していました。乗船時間は約3分です。

大鳴門橋が見えてきました。右手には飛島があり、鳴門飛島灯台の灯頂部分も見えています。

ちょっと逆風が強いけど天気は快晴、気持ち良い〜!。

13時過ぎに孫崎展望台に到着し、孫崎灯台と鳴門飛島灯台と鳴門の大渦潮と観潮船を撮影しました。 快晴の展望台でベンチに座って風景を眺めながら心地よい風に吹かれる、これぞ自転車旅の醍醐味ですね。

さ〜、走ってきたルートを引き返して次の灯台を目指します。


鳴門市営渡船 岡崎渡船で岡崎海岸に渡り、海岸沿いに走りながら灯台や灯標をどんどん撮影していきます。
 ・撫養港導灯(前灯)&撫養港導灯(後灯)
 ・中瀬灯標
 ・撫養港口灯標
 ・大磯埼灯台
狭い場所にこれだけの灯台や灯標、導灯が集中しているのは、ここが船便の要衝だったのでしょうね。

予定した灯台撮影を終え、大手海岸の堤防を風景を楽しみつつのんびり走っていると、堤防の内側にさつまいも畑が広がっています。そういえば四国には「鳴門金時」というさつまいもがありますが、きっとこれがそうでしょう!。江戸時代は塩田が拡がっていたということを聞きましたが、今は畑になっているのですね。

途中から国道55号線に合流して慎重に走り続け、16時半頃に徳島駅近くのビジネスホテルに到着しました。今回はJR徳島駅の近くに連泊し、JRでの輪行と組み合わせて灯台探訪を楽しみます。



2023/10/18(水) 二日目:徳島市街〜小松島〜和田ノ鼻〜亀崎漁港〜北の脇海水浴場〜JR阿南駅−(JR牟岐線で輪行)−JR徳島駅〜眉山。晴れ。

徳島市街は道路と歩道の段差が少ないよう工夫されているし、自転車専用の信号も整備されている等、自転車にも心配りされていて好感が持てる。初めての道なので慎重に走るが、新たな発見があって楽しいね〜。
勝浦川を渡って左折し小松島港方面へ走っていると山の頂上に小松島灯台が見えてくる。灯台への登り道(遊歩道)には「ミニ四国八十八ケ所」の石仏が設置されていて、案内板も登り口の目印になります。


和田ノ鼻海岸から撮影した小松島灯台(白)と小松島高曽根灯標(赤)です(小さくてちょっと分かりにくい?)。

和田ノ鼻灯台とオ亀磯灯標を撮影し、海岸沿いの堤防を潮風に吹かれて走り続けます。


国道55号線に戻り、那珂川と桑野川を渡って亀崎漁港に来ました。亀崎漁港の防波堤の端っこから沖の青島に立つ青島灯台狙いですが、灯台の上半分位が見えていたかな・・。まあ、撮影出来ただけ良しとしよう。

海岸沿いに走って北の脇海水浴場を目指します。


北の脇海水浴場に着きました、ここまで43kmとちょっと。サーフボードを楽しんでいる人がいます。この沖に立つ舟磯灯標を狙いますが、どこまで鮮明に写っているかは帰ってからのお楽しみです。

本日の灯台探訪はこれで終わり。JR阿南駅まで走り、JR牟岐線でJR徳島駅まで輪行して列車の雰囲気を探り、明日のためにJR徳島駅口内のコインロッカーを探します。


14時過ぎにJR徳島駅に到着するが、ICカードは使えず、ワンマン列車は後ろ乗り/前降りで輪行バッグを背負って車内を移動するのは辛そう。列車の様子はほぼ把握できたが、明朝の混雑具合は蓋を開けるまで分かりませんね。
構内のコインロッカーを探し終え走行準備しても時間が余ったので、駅の正面に見える眉山にロープウェイでのぼって徳島市街を眺めてみた。



2023/10/19(木) 三日目:JR徳島駅−(JR牟岐線で輪行)−JR阿波橘駅〜椿泊・燧崎〜蒲生田岬〜JR阿南駅−(JR牟岐線で輪行)−JR徳島駅。晴れ。

三日目は、JR徳島駅のコインロッカーに荷物を預け、JR牟岐線で阿波橘駅まで輪行しましたが、早朝の電車は学生(特に高校生)が多くて気を使いましたが、阿南駅でほとんど降車し車内はがらがらになりました。

8時20分に阿波橘駅に着き、丁寧に走行準備して8時45分にスタートしました。今日も快晴です。


国道55号線を走り福井川を渡って、県道26号線(由岐大西線)に入り、椿泊/蒲生田岬を目指します。椿川に沿って下り、入江を右に見て走ると椿泊漁港辺りから一気に道が狭くなり「椿泊の町並み(阿波水軍の名ごりをとどめる長い家並み)」になるので、対向車に気を付けながら走ります。
椿泊漁港ではしらす漁が盛んなようなので、しらす丼があれば食べたいなと思いましたが、残念ながら見つかりませんでしたす。

街並みの間に続く細い道は由賀神社の先で行き止まりに見えますが堤防沿い/海岸沿いに続いていて、その先に刈又埼灯台が見えてきます。

刈又埼灯台の周りは狭いうえにちょっとした断崖になっているので、足元に気を付けて写真撮影しました。


入江の付け根まで戻り、椿川(八幡橋)を渡って蒲生田岬(灯台)を目指します。写真は対岸から写した刈又埼灯台です。

椿川(八幡橋)から蒲生田岬(灯台)までの10kmの間に、5つのアップダウンがありましたが、1つは緩やかなアップダウンで4つはそれなりの坂でした。頑張って走りましょう!。


四国最東端・かもだ岬に着きました、写真下側の石に銘が刻まれています。ここから写真右側の遊歩道をのんびりと歩いて蒲生田岬(灯台)を目指します。道の最後には灯台に続く152段の階段が待っています、最後の頑張りです。

かもだ岬に立って灯台/照射灯を撮影したあとは来た道を引き返し、JR阿南駅からJR徳島駅まで輪行して帰りました。



2023/10/20(金) 四日目(最終日):徳島市街〜吉野川大橋〜長原渡船場〜徳島空港−(飛行機で輪行)−福岡空港。晴れ。

四日目(最終日)は徳島市街から徳島阿波おどり空港まで走り、飛行機で輪行して福岡に帰ります。往路と同じルートを走っても面白くないし、時間的にも余裕が有るので、ちょっと違った道も走ってみたいと思っています。
・国道11号線を高校生やサラリーマンと一緒に走ります。皆さん、がんがん走っていますが比較的にマナーは良いようです。
・吉野川大橋を渡ります。
・今切川の南岸、徳島阿波自転車道(サイクリングロード)を走ります。

大好きな渡船で今切川を渡り(無料)、海岸沿いに走って徳島阿波おどり空港に着きました。どうにか天気も持ってくれて(持つどころか空港に着く頃には快晴でした)。

記念撮影し丁寧に輪行準備して飛行機で輪行して福岡に帰ります。福岡空港について走行準備し、のんびりと走って自宅に帰りました。トラブルも無く予定した行程を走り切れて良い旅でした。



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