今回のスタートは山陽新幹線の新下関駅です。相棒は走二郎です。。
山陽新幹線・新下関駅の北東に位置する青山(標高288m)、そして火の山(標高268m)、霊鷲山(りょうじさん、標高288m)の順番で登る予定です。。
晴れていますが、春の黄砂で遠くはかすんでいます。
最初に登る青山(標高288m)の遠景です。姿が良いことから長門富士の別名があるそうです。
古名は勝山で、頂上付近には、郭、石垣、堅掘などの遺構が残っているそうです。
中国自動車道と青山の間に登り口がありますが、道路は下関市の名前で立ち入り禁止になっていました。
多分、ごみの不法投棄を防止するためでしょう。「小月54」とナンバリングされた通路で中国自動車道をくぐると、登り口(形山町8丁目)です。
先ほどの立ち入り禁止の車止めのちょっと先に第二の車止めがありました。
このゲートは本格的なので、まず車は通ることはできません。自転車にとっては、車に邪魔されずに登れるので、幸せかも。
山頂に至る道は、枯れ枝や落ち葉に埋もれている場所もあって気を使います。
中腹からは次第に木々が少なくなり、素敵な展望が開けてきます。
青山(標高288m)の山頂には無線のアンテナ基地がありました。登り口から約2.8kmというところです。
山頂からは、六連島、霊鷲山、火の山、そして門司まで遠望できますが、春の黄砂にかすんでいたのが残念でした。
青山を降って国道2号線に合流し、下関ICをくぐって、火の山パークウェイの入口に着きました。左折すると火の山パークウェイの入口です。
でも、火の山パークウェイは自動車専用道路で、歩行者や自転車は通行できませんでした。残念!。
火の山パークウェイの通行ゲートの少し手前に、霊鷲山へ至る歩行者/自転車専用道路があります。
霊鷲山山頂まで4.2kmと表示されていました。
霊鷲山山頂へ至る道は、途中までなだらかで、それから次第に高配が急になってきます。
癒し系のコースで、ここはお勧めですよ。
山頂直下のパタゴと火の山が写っていますが、霊鷲山の山頂は、満珠島灯台、部埼灯台、六連島灯台が展望できる絶好のポイントです。
関門海峡を挟む両方の山々に砲台跡が残っているのは、それだけ戦略的に重要な拠点だったということでしょうね。
長府の関見台公園(正しくは、その下の海岸)から撮った満珠島灯台です。
黄砂にかすんだ悪環境のなか、少しでもきれいな写真を撮ろうと、危険を顧みずにあちらこちら彷徨ったのですが、これが精一杯でした。
いつか再挑戦するつもりです。