志摩半島の山々(火の山)

Hunting Date:2006/4/16

以前からちょっと気になっていた志摩半島の山々、下調べした範囲ではどうにか自転車で登れそうなものが何箇所かありました。
結果的には、山頂まで自転車で登ることが出来た山はありませんでしたが、火の山は最後をちょっと頑張って担げば、山頂まで行けるかもしれませんね。

毘沙門山  毘沙門山に再挑戦

志摩半島の山々のハンティングのスタートは、東側入口に位置する毘沙門山。2万5千分の1地形図では、どうやら山頂まで道があるかもしれない。

・・・と思って、水産海洋技術センタの裏から登り始めたが、すぐに行止まり。

別ルートも探してみたが、すぐに行き止まりになる。ど〜も、毘沙門山を自転車で登るのは難しいようで、断念・・・。

彦山

次に向ったのが、志摩シーサイドカンツリークラブの南西に位置する彦山。途中の駐車場に車をデポして出発したところ、彦山へのルートは「スコーレヒル」の敷地内を通っていて、「スコーレヒル」には関係者以外は入ることができない。

別ルートも探してみた。登山道はありそうだが、自転車で登れるようなルートはないようだ・・・、ここも断念。

火の山

最後に目指したのは「火の山」です。途中に「火山薬師堂」があるので、途中まで間違いなく登ることが出来そうで、ここはかなり期待できそうです。

相棒は「走三郎」こと、久留米バラモン製700cツーリングです。

ルートマップをクリックすると拡大表示します。

県道506号線(船越元岡横浜線)の稲留信号(点滅)から稲留の集落に入る。公民館の先の蓮正寺の駐車場に車をデポし、「火の山」を目指して自転車で登りはじめました。

最初は集落の中を抜けていきます。

集落を過ぎると、道の両側にみかん畑がひろがってきます。

走り出して約1.6kmで火山薬師堂との分岐が現われる。右方向が火山薬師堂で左方向が火の山です。

舗装道路はここまでで、ここから細かい砂利が浮いたラフロードが始まりました。

細かい砂利が浮いたラフロードは、力を入れてペダルを踏むと、後輪がスリップするので、思い切って踏み込むことができません。

勾配が急な場所は、自転車から降りて押す場面も・・・。

通信会社や自治体の防災行政無線アンテナが道端に見え始める。

アンテナ群に挟まれた道は杉林の中に消え、そして・・・。

階段が現れた。

この階段をしばらく行けば火の山山頂(244m)に到着することは間違いないと思うが、今日は自転車を担いで登る気分にもなれず、ここで引き返すことにしました。

スタートからここまで約2.3km。

復路の途中で火山薬師堂に立ち寄りました。

ここ火の山公園には、桜がわずかばかり残っている。もう少し早い時期だと桜がきれいだったろうなと思わせる。

火山薬師堂に至る道路脇には、野いちごの白い花が群生していました。


 毘沙門山に再挑戦

アヤベーダさんのアドバイスをうけて、毘沙門山に再挑戦しました。今度こそ、山頂まで登り切るつもりです。

相棒は「走三郎」こと、久留米バラモン製700cツーリングです。

青い線が最初に挑戦したルートで、赤線が再チャレンジしたルートです。ルートマップをクリックすると拡大表示します。

出発点は蒙古塚近くの毘沙門山登山口(今津公園の横)です。セメント舗装の1車線半程度の道路でした。

セメント舗装の道路はぼこんぼこんとはねます。

道路の両側はすぐに雑木林になり、木々が日差しから守ってくれます。

樹間を登っていくと、雑木林は何時の間にか杉林に変わっていました。

セメント舗装の道路を1.1kmほど登っていくと、急坂のあとセンター階段に変わります。

自転車では登れそうにない急坂なので、自転車を押して階段を(160mほど)登りました。

登りきると神社がありました。

神社の裏には山頂に繋がると思える山道がありましたが、自転車を担いで登るのは難しそうだったので、神社で終りにしました。

神社の展望所からは、志摩の白砂の長浜海岸が美しく見えました。

下まで降りて写した毘沙門山です。北側は土砂採掘で無残な景色でした。