阿蘇山チャレンジ2014
Date:2014/10/14
|標高図|ルートマップ(GoogleEarthで開く)|
今年も阿蘇山ハンティングにチャレンジしました。これまで2回、阿蘇山の北側ルート(2011年)と南側ルート(2012年)をハンティングしたので、今回の西側ルートで3ルート完遂です。
スタートは南阿蘇村下野地区の下野交差点(標高471m)に隣接する「ローソン・熊本阿蘇長陽店」の駐車場で、県道298号線(阿蘇公園下野線)と県道111号線(阿蘇吉田線)で草千里展望所(標高1,162m)までの約12.5kmの予定です。この日、阿蘇山には、火口周辺警報(噴火警戒レベル2)が出されていて、中岳火口から概ね1kmは立入禁止で、阿蘇山ロープウェーも運休中の状態でしたので、ツレからそれ以上進む許可が下りず草千里展望所がゴールとなりました。今回の相棒も、走二郎こと、ばらもん26HEツーリングです。
前日まで、九州、四国、本州に上陸した台風19号の影響がどれくらい残るのか心配でしたが、時期が遅れると寒くなるので決行しましたが、当日は台風一過、晴れ間も出て、ゆるやかに風が吹く、絶好のハンティング日和になりました。「ローソン・熊本阿蘇長陽店」の駐車場で走行準備して、13時ちょっと前にスタートしましたが、スタート時の気温は16℃くらいでした。
福岡から乗ってきた車は、ここまで同乗してきたツレが草千里展望所まで運転してくれます。
県道298号線(阿蘇公園下野線、愛称・阿蘇パノラマライン)は、まれにややきつい勾配もありますが、「くまもと阿蘇CC・湯の谷コース」周辺までは、ゆるやかな勾配が続きます。道路はきれいに整備されていて、予想外に交通量が少ない(台風19号の影響で交通機関が乱れ、観光客が来れなかったのかな?)こともあって、車を気にせず風景を楽しみながら上って行くことができました。道路はしばらく、杉林の間を抜けて行くので、日陰になると風が冷たいくらいです。
間もなく、道路の左手に阿蘇猿まわし劇場が見えてきました。阿蘇猿まわし劇場は「周防猿まわしの会」専用の劇場らしいですが、年中無休で日に何回も公演をやっているそうですよ。私も一度は見たいと思っていますが、動物の好きな方にはお勧めですね。
カーブの先に、阿蘇ファームランドが見えてきました。阿蘇山ハンティングの後はここに泊る予定なので、どんな感じなのかなと様子を見ながら通りましたが、その後には、天理教銀峰分教会があって、パノラマガーデンリゾートとんぼの郷があって、阿蘇みつばち牧場があって、そして、くまもと阿蘇カントリークラブ湯の谷コースが見えてきました。
くまもと阿蘇カントリークラブ湯の谷コース入口を過ぎ、道路案内板に沿って道なりに阿蘇山頂方面へ左折しますが、曲がり角までスタートからほぼ5km、標高差202m、平均の道路勾配は4%強(4.04、道路勾配の計算は、100m走って1m上がると1%)でした。左折すると道路の左側下に駐車場ときれいなゴルフコースが見えてきますが、650mほどは平坦な道です。
しばらく杉林の中を走ると、杉林が切れて展望が開け、広大な牧草地が広がり、米塚の山頂も見えるようになりましたが、勾配は次第にきつくなってきます。展望が開けて道路の先が見通せるだけに、勾配がよりきつく感じられます。米塚下園地前をすぎ、米塚の石碑の前で記念撮影して、先に進みますが、次第に脚が疲れが溜まってきたようです。
そして、やっと、県道111号線(阿蘇吉田線)との合流ポイントが近付いてきました。
県道111号線(阿蘇吉田線)との合流ポイントです、ここまで9km。くまもと阿蘇CC横の平坦な区間が終わった地点から3.3kmの間に標高差304mを上ってきたので、道路勾配は9.2%と、それまでの4%弱の倍以上になっていました。きつく感じるはずです。道路の左側には、阿蘇の牧草地が広がっていて、牧草刈り取りの真っ最中でしたが、同じ牧草の収穫でも、平らな丘陵に広がった北海道と山間地でアップダウンが多い阿蘇では大違いです。
ここまで来ると、草千里まではあと3km、阿蘇山火口でも7kmです。あと3kmともなれば、気力も元気も回復し、道路の勾配まで緩やかになった気がします。県道111号線の路面状態は『やや荒れ』の状態に変わりましたが、これまでの路面がきれいだっただけに、ちょっと残念です。県道が合流して交通量が増えたのかもしれませんね。交通量が増えれば、特に大型の観光バスには要注意です。
時折り、道路横に深い側溝が出現するので、ふら付いて落ち込まないよう注意が必要です。通行する車に注意しながら丁寧に走っていきましたが、草千里展望所までの直線が現れれると、もう後ひと踏ん張りです。
今回のゴールは、草千里展望所です。晴れていますが、冷たい風が吹きぬけていて、写真撮影していると体が冷えてきます。今回、阿蘇山には火口周辺警報(噴火警戒レベル2)が出されていて、中岳火口から概ね1kmは立入禁止となり、阿蘇山ロープウェーも運休中の状態だったので、ツレからこれ以上進む許可が下りず、ここをゴールとしました。背景の火口の噴煙がすごいでしょ!。
県道111号線の区間は3.8km、標高差は189mなので、道路勾配は4.9%と、やはり県道298号線の最終区間と比べて勾配が楽でしたね。全体的(スタートからゴール)には、12.9kmで標高差695m、道路勾配は5.4%でした。
でも、今回で一通り、阿蘇山ハンティングが完遂できたので、また別のターゲット探しだな〜。
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