日本の端っこ「岬と灯台」−13

PART-12日本の端っこ「岬と灯台」一覧PART-14
伊良湖岬灯台 愛知県・伊良湖岬灯台(2507。2010年5月12日)  2回目の訪問

渥美半島の先端・伊良湖岬の先端で、鳥羽との間の広がる伊良湖水道に向きに建っている。

伊良湖岬灯台を訪ねるのは2回目になるが、1回目は遠州灘を横に見ながら渥美半島を走ってきた。結構きつかったな〜、なんて思いだす。

伊良湖岬灯台は半時計回りに「道の駅」側からアプローチすると自転車でも難なく近付くことができるが、逆に時計回りだと自転車を抱えて階段を下るはめになってしまう・・・。

銘板

菅島灯台 三重県・菅島灯台(2750。2010年5月13日)

菅島灯台は評判通りシックで素敵な灯台だった。風を避けるよう山陰に建てられているが、それでもかなりの強風が吹いていて、有人だった頃の灯台守家族の苦労が偲ばれる。港の近くには「風の島・菅島」の案内板があったが、それだけ風が強いのだろう。

銘板 : さすがに渋いね〜

島ケ埼灯台 三重県・島ケ埼灯台(2753。2010年5月13日)

桃取小学校の校門の横に、島ケ埼灯台の案内板(島ケ崎灯台、820m)が立っている。案内板にそって進み、校舎裏手の排水溝の板蓋を踏んでいくと、自然に裏手の小屋付き畑横の小道に導かれ、更に進むと丸太を敷いた山道(答志島縦走線歩道)になった。
丸太を敷いた山道には何ヶ所か案内板が立っているので、途中で道に迷うはずはないのだが、島ケ埼灯台へ行く途中に建っているはずのでっかい貯水塔(貯水タンク)がなかなか見えてこない。かなり進んでも見えないし、進んでいる方向も違うようなので引き返すと、先ほど進行方向を迷った場所のすぐ先に貯水塔(貯水タンク)を発見。あとは案内板とおりに進み、高圧線の鉄塔の脇を過ぎて、断崖の縁に灯台を発見した。
灯台の横は絶壁で、かなり強い風も吹いていたので、満足できる撮影ポイントは確保できなかった。

銘板:剥がされた?

誓願島灯標 三重県・誓願島灯標(2760。2010年5月13日)

坂手島の南東沖・誓願島に建っている。

民家のはずれの堤防から撮影したが、強風に白波が飛んでいた。

丸山埼灯標 三重県・丸山埼灯標(2752。2010年5月13日)

坂手島の東端に位置する丸山ノ鼻のすぐ沖に建っている。「丸山ノ鼻」に近づくにつれて風が強くなり、島陰を出ると強風に砂粒が飛んできた。

神島灯台 三重県・神島灯台(2504。2010年5月14日)

神島灯台の敷地は2段になっていて、低い方に昔の官舎が建てられていたと思われ、灯台と照射灯は階段を登った2段目に位置している。灯台の周囲もこれまで見たことが無いくらい厚〜いセメント塀で囲われていて、風が吹いた日のすさまじさを思い起こさせる。しばしの間、有人であっただろう時期の灯台守りの生活に想いを馳せ、そのご苦労をしのんだ。

銘板

神島コズカミ礁照射灯 三重県・神島コズカミ礁照射灯(2505。2010年5月14日)

神島灯台に併設されていて、灯塔の下部に見える四角い窓からコズカミ礁を照らしている。

鳥羽導灯(前灯) 三重県・鳥羽導灯(前灯)(2756。2010年5月14日)

JR鳥羽駅裏の鳥羽駅西駐車場の道向かいに立っているやぐら型のタワーが鳥羽導灯(前灯)だ。入口は道路から見える位置にあるので、すごく分かりやすいが銘板はない。

鳥羽導灯(後灯) 三重県・鳥羽導灯(後灯)(2757。2010年5月14日)

鳥羽導灯(前灯)と鳥羽駅西駐車場の間の道が「日和山遊歩道」で、案内板では見晴台まで530m。杉林の間を歩き「見晴台」まで上ると、鳥羽港の展望が開けるが、斜め下に立派な鳥羽導灯(後灯)が見えた。アプローチルートは「見晴台」の少し下から伸びており、すぐに発見することができる。

鳥羽導灯(後灯)は導灯とは思えないくらい立派な/由緒ありそうな導灯だった。

銘板

桃取水道大村島灯標 三重県・桃取水道大村島灯標(2745。2010年5月14日)

二見シーパラダイスの手前から防波堤横の道に入り、突き当たったとこで自転車をデポし、神前埼灯台を目指す。小さな小石の砂浜は柔らかく沈んで歩きにくいが、最後は小さな鳥居が建つ岩場に変わる。桃取水道大村島灯標はその沖の桃取水道?に建っていた。

神前埼灯台 三重県・神前埼灯台(2744。2010年5月14日)

この位置に神前埼灯台へ続く道があり、ロープが2本取りつけられている。

ロープ(2本)を頼りに茂みを登ると10数段の石の階段が組んであり、その先は木々の幹や枝に赤や青のビニールテープが巻かれていて、灯台までの道筋を示してくれる。道に迷いそうな場所には、かならずテープが巻かれているが、布テープと違って簡単には切れそうにないのが良い。ロープへの取り付きから灯台まで約10分程度で道に迷うこともなく到着することができた。

灯台から南側へ手擦り付きの歩道らしきものが伸びていた。これがJR松下駅方面へ続くの道なのかもしれない。

銘板

前長瀬灯標 三重県・前長瀬灯標(2762。2010年5月15日)

本浦の海岸から養殖いかだの間に建つ赤い「前長瀬灯標」を」撮影した。

海にいっぱい浮かんでいる養殖いかだの真ん中に立っている白い箱は、どうもトイレのようだが、トイレ付きのいかだはなかなか快適そうだ。

石鏡灯台 三重県・石鏡灯台(2764。2010年5月15日)

ホテルのすぐ横という珍しい場所に建っている。

「石鏡灯台」へは県道750号線を外れ、急坂を一気に下るが、ホテルの入口には「灯台と岬の宿 ホテル石鏡荘」という案内板が設置されている。灯台も商売の役に立っている(売りになっている)ようだ。

銘板

鎧埼灯台 三重県・鎧埼灯台(2766。2010年5月15日)

鎧埼灯台は周囲が埋め立てられ堤防で囲まれた岬の先端に建っている。

銘板

安乗埼灯台 三重県・安乗埼灯台(2769。2010年5月15日)

四角の安乗埼灯台には消防署の火の見櫓みたいなイメージがある。塔内の階段も角々だった

銘板

山ノ神鼻月島照射灯 三重県・山ノ神鼻月島照射灯(2773。2010年5月15日)

安乗警察官駐在所の先で左折し、細い道を下っていくと阿瀬の漁港に着く。阿瀬漁港の先を堤防沿いに進むと港の外ずれに別荘が数棟建っていて、その間を左折して進むと左側にセメントの階段が見えてきた(茶色の手擦りが目印)。「山ノ神鼻月島照射灯」はその上に建っていた。
行き過ぎると「私有地につき立ち入り禁止」の看板が建っているのですぐにわかる

銘板

的矢港沖瀬灯標 三重県・的矢港沖瀬灯標(2776。2010年5月15日)

安乗埼灯台が建つ阿児町安乗の阿瀬漁港から撮影した「的矢港沖瀬灯標」

名田ミヤウジ島照射灯 三重県・名田ミヤウジ島照射灯(2779。2010年5月15日)

塔の上に四角い箱が乗っている感じ。

「名田ミヤウジ島照射灯」を探す目標は「光月禅寺」(左の写真が光月禅寺でお寺の奥に照射灯の上端が見える)。この寺の裏に照射灯があり、照射灯が照らすミヤウジ島(明神島)には小さな白い灯標が立っているた。

名田ミヤウジ島照射灯の入口:右側の石垣は「光月禅寺」の塀で、木陰に小さく見えるのが照射灯だが、照射灯へは「光月禅寺」の左右どちらからでも行くことができる。

銘板

大王埼灯台
三重県・大王埼灯台(2781。2010年5月15日)

写真が1枚に入りきれなかったので、上部と下部に分けて撮影した。下部の円柱で支えられたデザインが素敵ですね〜。大王埼灯台は重要な観光資源のようで、灯台へ続く道路の両側には土産物屋が繋がっていた。

観光客が多くて、ゆっくりと資料館を眺めることもできなかった。

灯台の入口上部に掲示されていた銘板

灯塔に掲示されていた銘板

大王埼大王岩照射灯 三重県・大王埼大王岩照射灯(2782。2010年5月15日)

波切神社の先にある大王埼無線方位信号所に併設されているらしいが、ネットの外からは想像してみるしかなかった・・・。上部の右側の箱かな?

退治埼八十島照射灯 三重県・退治埼八十島照射灯(2783。2010年5月16日)

国道260号線から2〜3分歩いて退治埼八十島照射灯に着いた。

銘板

退治埼八十島照射灯の入口:普通の畑の中を抜けて続いている。写真の左側が国道260号線。入口の斜め向かいにある民宿旅館「ニュー退治岬」も目標になる。

深谷水道口灯台 三重県・深谷水道口灯台(2784。2010年5月16日)

深谷水道は、昭和のはじめに人工的に掘られた太平洋と英虞湾をつなぐ運河だそうで、もともとは阿児湾の水質を改善するために掘られたものらしいが、普通の漁船だったら十分に離合する幅があり、漁船が頻繁に行き交っている。

深谷水道口灯台は太平洋側の北側に立てられていて、深谷水道上に掛けられた橋の袂(東側)から灯台へ降りる道がある。

銘板

深谷水道北口灯台 三重県・深谷水道北口灯台(2804。2010年5月16日)

深谷水道には新旧2本の橋が掛っていて、古い橋は車の通行が禁止されている。その古い橋の横に深谷水道の両脇に作られた堤防に降りる階段があり、その階段を降り、水道に沿って歩いていき、最後は岩場を歩いて灯台に着いた。

銘板:撮影には海に落ちる危険が伴う

麦埼灯台 三重県・麦埼灯台(2785。2010年5月16日)

国道道260号線を離れ、家々が混み合って建っている間の細い道を抜けると岬の先が公園になっていて、灯台の横で遠足に来た子供たちが弁当を広げていた。麦崎灯台の西側の漁港(片田漁港?)では漁から帰ってきた海女が船からあがってくる光景を見たが、これがあの有名な「海女の磯笛」を吹く海女のようだ。

銘板

大鼻灯台 三重県・大鼻灯台(2802。2010年5月16日)

志摩町布施田の鉄砲塚から、対岸の大鼻の先端に建つ「大鼻灯台」を撮影した。海岸線が入り組んだ英虞湾には真珠の養殖場が多いようで、鉄砲塚の海岸からも多くの筏と、筏の上で一緒に働く夫婦を見かけた。

布施田灯標 三重県・布施田灯標(2791。2010年5月16日)

志摩町布施田の志摩総合スポーツセンターの海岸線から撮影した布施田灯標。ずっと左側には「大長磯灯標(2787)」を見えていたが、写りが悪いのでアップしなかった。

岩井埼矢摺島照射灯 三重県・岩井埼矢摺島照射灯(2793。2010年5月16日)

国道260号線から岩井埼矢摺島照射灯へ入る道の横には「丸山弁財天参道」と彫られた石碑が目印になる。途中の駐車場(空き地?、軽トラックやバイクが停まっていた)に自転車をデポし、意外と広い山道を歩いて照射灯へ着いた。ひょろ〜っと背の高い、3段重ねの照射灯なので少し離れないと写真が撮れない。

御座埼灯台が建つ御座岬から遠望できるくらい背が高い。

銘板

御座埼灯台 三重県・御座埼灯台(2794。2010年5月16日)

御座埼灯台へ続く道:御座岬に建つ別荘地の入口近くに自転車をデポして(自転車では別荘の上の方まではとうてい登れそうにない急坂だ)、別荘の高台まで歩き、そこから灯台へ続く山道(三角屋根の建物が別荘で、真ん中の道が別荘へ続き、左側の道が灯台へ続く)に入る。衛星写真をコピーして携行していたので、入口やルーを迷うことはなかった。 また電線が灯台まで伸びているト

銘板

浜島港灯台 三重県・浜島港灯台(2796。2010年5月16日)

浜島港と堤防で繋がっている矢取島に建つの浜島港灯台。島の北側の雑木の間に隠れるように灯台へ続く階段がある。南側/東側は絶壁で危険

銘板

田曽埼灯台 三重県・田曽埼灯台(2806。2010年5月17日)

田曽埼灯台の入口にあたる田曽浦の集落は、民家の間を細い道が迷路のようにくねくねと伸びている。実際は地図よりもはるかに入り組んでいて、走っていると方向が分からなくなりそうだ。どうにか集落の高台に着き、自転車をデポして歩き始める。幅40cm位のセメントで固めた坂道が続いているが、電線も同じ方向に向かっているので実印になる。
山道をつづら折りに登っている「田曽灯台 あと0.6」という案内板を見つけ、ルートが間違いないと確信した。その先も分岐ごとに案内板が立っていて、灯台まで道に迷うことはなかった。途中からほぼ平坦な道になり、最後に少し登って灯台に到着し。 灯台が建つ場所は公園というほど広くはないが、開けていて写真を撮るスペースは十分にある。

銘板

五ケ所港曽根瀬灯標 三重県・五ケ所港曽根瀬灯標(2806。2010年5月17日)

五ケ所小学校前の信号から五ケ所湾内の東岸沿いに「飯満(はんま)」を目指して進むと小さな集落で行き止まる。狭い路地を抜けた海岸線の堤防から「五ケ所港曽根瀬灯標」を狙った。

五ケ所浦灯台 三重県・五ケ所浦灯台(2810。2010年5月17日)

五ケ所湾内に位置する獅子島を正面にみる防波堤の外側の岸壁に建っている。意外と小振りな灯台だった。

銘板

間鼻島灯台 三重県・間鼻島灯台(2812。2010年5月17日)

五ケ所湾の中に建つ間鼻島灯台は、どの方向から撮影しても、うまく写せなかった。一眼レフを持っていけば、それなりに写るのかもしれないが・・・

五ケ所港大島灯台 三重県・五ケ所港大島灯台(2811。2010年5月17日)

礫浦の南側の堤防から五ケ所湾の中に建つ五ケ所港大島灯台を撮影したが、間鼻島灯台と同じようにうまくは撮れていない。でも行った以上は撮ってこないとね。

奈屋浦中ノ島灯台 三重県・奈屋浦中ノ島灯台(2819。2010年5月17日)

国土地理院の2万5千分の1地図では、「かさらぎ池」の北の山際に灯台マークがあるが、実際は名前のとおり奈屋浦の中央の消波ブロック(中ノ島を消波ブロックで保護している)の中に建っていた。

吉津灯台 三重県・吉津灯台(2822。2010年5月17日)

吉津灯台は国道260号線からも見えていた。神前浦の集落を過ぎて湾沿いの坂道を登っていくと、すぐ左に灯台へ続く道が見つかった。灯台の裏には廃墟があるが、これは灯台の付属施設ではなく、密漁等を監視するための小屋だったと思われる。

銘板

吉津灯台の入口:電柱の横の山道を電線沿いに歩いていく。入口のすぐ横に屋根つきの休憩所があった

方座浦指向灯 三重県・方座浦指向灯(2824。2010年5月17日)

方座浦の湾沿いに行き止まるまで進むと、指向灯へ続く道があった。その山道を歩いて行くと約約3分程度で到着したが、周囲は狭くて十分な撮影スペースはなかった。ここにも密漁監視小屋の廃墟があった。

銘板

方座浦指向灯の入口:左側の山道を電線沿いに登っていく。道は比較的に広い

古和浦灯台 三重県・古和浦灯台(2825。2010年5月18日)

古和浦灯台へ下る入口:ガードレールやカーブミラーの横には電柱が建っていて、古和浦灯台へ電線が伸びている。灯台までの小道は迷うことはないが次第に細くなり、遂には尾根みたいになって両脇は断崖になった。灯台が建つ海岸の岩場へ降りるためには断崖を下る必要があるため危険を感じて諦めたが、ロープ等万全の準備をしていけば降りることは可能だろう。灯台のメンテナンスには船で通うらしく、岩場には船着き場もあった。
途中にある廃墟は、養殖の盗難を監視するために立てられた小屋のようだ。湾には釣り堀(筏)も多い。

錦灯台 三重県・錦灯台(2829。2010年5月18日)

国道260号線のガードレール(赤いペンキが塗られていた)の間から小道が伸びていて、小道を3分ほど下って灯台にたどり着いた。入口のすぐ近くに「名固里(なごり)?」という食堂(喫茶店)があったような気がする。

錦灯台へ下る入口:ガードレールの横には電柱も建っている

銘板

松坂港導灯(前灯) 三重県・松坂港導灯(前灯)(2738。2010年5月18日)

JR松阪駅前からまっすぐ港に向かって進むと、松坂港の岸壁に作られた無料駐車場のど真ん中に建っている。ひょっこりのっぽな導灯だった。

銘板なし

松坂港導灯(後灯) 三重県・松坂港導灯(後灯)(2739。2010年5月18日)

松坂港導灯(前灯)のすぐ後方の工場(セントラル硝子)の敷地内(端っこ)に建っている。姿は前灯とほとんど一緒。

銘板なし

贄埼灯台 三重県・贄埼灯台(2730。2010年5月18日)

津なぎさまち港のすぐ横の土手の上に建っているが、高速船のターミナルが建っている場所は多分埋立地で、昔は「贄埼灯台」の場所が岬(河口)の先端だったのだろう。灯台は昔の常夜灯をイメージしたのかな。

銘板:灯台に取り付けられた銘板は無かったので、ゲートに取り付けられた銘板を撮影

沖島灯台 熊本県・沖島灯台(6537。2011年4月20日)

芦北町佐敷港沖の沖の島に建つ沖島(おきのしま)灯台です。長浜崎の長浜から撮影しました。

恋路島灯台 熊本県・恋路島灯台(6542。2011年4月21日)

水俣港の湾口に位置する恋路島の西端に位置する恋路島灯台です。恋路島へ渡る定期船はないので西ノ浦の森林スポーツ林(キャンプ場)から撮影しました。

写真の下に写っている渡船は、あまくさ海上タクシー(乗合船) と思われます。

戸崎鼻灯台 宮崎県・戸崎鼻灯台(6737。2011年5月18日)

戸崎鼻灯台は「青島サンクマール」バス停の横から登っていきます。途中にパラグライダーの離着陸場(案内板には「離着陸場」と書かれていましたが、着陸することもあるんでしょうか?)があって、鬼の洗濯板が絶景です。パラグライダー離着陸場の奥に階段があって、そこを登っていくと灯台に着きます。堀切峠から近づくのは非常に困難です。

戸崎鼻灯台への登り口:電柱には「パラグライダー離着陸場」と記されている

銘板

富田灯台 宮崎県・富田灯台 (6742。2011年5月19日)

JR日向新富駅の南に位置する「観音山公園」の奥(東側)の崖の上に立っていて、東側には日向灘の壮大な風景が拡がっています。東側の「十一面観音」側の階段からも登れないことはありませんが、ロープを伝って登るほど急坂です。

銘板

火埼灯台 鹿児島県・火埼灯台 (6703。2011年10月25日)

ロケットの打ち上げで有名な「内之浦」から東にのびる津代半島の突端に位置する火崎に建っています。内之浦市街から自転車で約9km、行止りに自転車を停め、そこから徒歩10分弱というところです。苦労してたどり着いたわりには、特徴の少ない平凡な灯台でした(もちろん、灯台には何の責任もありませんが・・・)。

すぐ横には「御崎神社」の鳥居が建ち、周囲には国指定の特別天然記念物であるソテツの群生地や、自生地の北限地帯であるヘゴ(ヘゴ科の常緑性大形の木生シダ)があるようです。

銘板

立目埼灯台の遠望 鹿児島県・立目埼灯台 (6648。2011年10月27日)

残念ながら陸路で近寄ることは出来ませんでした。涅槃城のレストランの方に伺った話では、灯台のメンテナンスは岬の先端に船で上陸して実施されているそうで、陸路では岬の先端へ通じる道は無いそうです。灯台へ通じる電線ルートも探してみましたが、見つかりません。少し前にも全国の灯台を巡っているという方が来られ、どうにかして灯台へ行きたいとチャレンジされたそうですが、すぐに道に迷い、引き返して来られたそうです。国土地理院の2万5千分の1地図に記載されている、涅槃城から立目埼灯台へ続く点線(徒歩道)は実際はありません(昔はあったのかもしれませんが、今は自然に返ったのでしょう)、ご注意ください。

こうなったら沖を通るフェリーから望遠で狙うか、岬の先端への瀬渡しかないですね。

立目埼灯台の遠望:この写真は佐多岬の「ふれあいパーク佐多」から撮影したもので、右側の丘の上に建つ白い建物が「涅槃城」です。

今津灯標 大分県・今津灯標 (5264。2013年10月29日)

山国川(やまくにがわ)の河口に位置する吉富漁港(沖の島漁港?)から撮影しました。望遠レンズ付きの一眼レフカメラで撮影すれば、もう少しきれいに撮影することができたかもしれませんが、ズーム付きのデジタルカメラではこれが限界でしょう。

中津港灯標 大分県・中津港灯標 (5266。2013年10月29日)

中津市の埋立地に建つダイハツ九州工場の堤防から撮影しました。夕陽に輝く赤と黒に塗り分けられた灯標は素敵でしたよ。

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