日本の端っこ#12
岬と灯台の探訪#12

探訪#11日本の端っこ探訪#13

#674 静岡県・静浦港沖ノ島灯台(2008年11月28日)

低気圧一過の空は青々と晴れ上がりましたが、海上にはすごい風が吹いていて、強風に煽られた波浪が灯台までの通路(堤防)をすごい勢いで吹き抜けていました。灯台へ近寄るどころか、堤防の陰で構えるカメラも風に煽らるほどです。灯台の名前は沖ノ島ですが、今は島まで堤防が伸びていて歩いて行くことができます。

#675 静岡県・静浦港口灯標(2008年11月28日)

静浦港沖ノ島灯台の対岸に位置していて、沖ノ島灯台と対で防波堤灯台のようです。波風が無いときはすぐ近くまで近寄れそうですが、なにせすさまじい強風なので、ブロック塀の陰に隠れて急いで撮影しました。それでもカメラのレンズが海水の飛沫であっという間に汚れてしまいました。

#676 静岡県・伊豆淡島灯台(2008年11月28日)

淡島へは本土(伊豆半島)から海上ロープウェイで渡ることができますが、着いた時は強風のために海上ロープウェイが止まっていて、淡島に取り残された観光客を船で送り返している最中でした。仕方がないので灯台が遠望できるポイントまで引き返し、この写真を撮影しました。灯台は白と赤の2色に塗り分けられた可愛いものです。

#677 静岡県・伊豆大瀬埼灯台(2008年11月28日)

伊豆大瀬崎は伊豆半島でも一番の人気のダイビングスポットらしく、灯台へ続く道路脇にはダイビングショップが連なっていました。車は大瀬崎の付け根の駐車場に停めていく仕組みになっていて、灯台まで歩いて約15分程度でしょうか。大瀬崎の先端は大瀬神社(入場拝観料100円)の境内で、ビャクシンの老木樹林(奇木)は太古の昔を偲ばせます。天気が良い日は駿河湾越しの富士山が素敵らしいそうですよ。銘板

#678 静岡県・戸田灯台(2008年11月28日)

戸田(へだ)灯台は堤防のすぐ横の岩浜に立っていて、車でもすぐ近くまで行くことができます(すぐ横に駐車場もあります)。晴れていれば富士山等の見晴らしが最高のようですが、何せ風が強くて・・・。銘板

#679 静岡県・安良里灯台(2008年11月28日)

西伊豆中央公民館加茂図書室の駐車場から撮影した安良里(あらり)灯台です。湾のすぐ対岸に立っていますが、徒歩では近寄ることはできないようです(船だとすぐなんですが・・)。

#680 静岡県・田子島灯台(2008年11月28日)

田子漁港の防波堤から撮影した田子島灯台です。逆光&波しぶきで幻想的な雰囲気は、お気に入りの一枚です。

#681 静岡県・仁科灯台(2008年11月28日)

ここもまた、すごい風が吹き抜けていて、近寄るのを躊躇しました。行けるとこまで行って、危険なら引き返そうと考えて出発しましたが、灯台までルートは尾根より少し内陸側に造られていたので、強風に直接晒されることなく、どうにか近寄ることができました。16時半を過ぎていて、ちょっぴり夕日に赤く染まった姿も良いものです。すぐ近くには、海に沈む夕日が見える町営の露天風呂もありましたが、この天気では風呂に近づくのも危険そうで、ちょっと入る気にはなりませんでした(駐車している車もなく、管理人のおじさんも暇そうでした)。銘板

#682 静岡県・波勝岬(2008年11月29日)

昨日と打って変って無風の朝になりました。でも、最近は必ず何かに遭遇するようになっているようで、波勝岬へ続く道路は路肩崩壊のため全面通行止めとなっていました(2008年12月20日まで工事閉鎖の予定だそうです)。諦めきれずに「伊浜集落」まで下り、海岸沿いの道を探しましたが、電線沿いの保守道路も途中でがけ崩れのため通行できなくなっていました。「伊浜集落」から続く道が、もう1本ありそうでしたが、ここだけで時間を費やせないので、しぶしぶ諦めました。写真は「伊浜集落」の海岸道路から撮影した波勝岬です。

#683 静岡県・石廊埼指向灯(2008年11月29日)

伊豆半島先端の石廊崎は、石廊崎漁港(狭い湾の奥に造られた隠れ港みたいな感じ)から徒歩で登って行きます。途中の「ジャングルパーク」はすでに閉園(案内板には休園となっていましたが・・)していて、廃墟のようでした。石廊埼指向灯は石廊埼灯台より手前の左側に立っていて、駐車場のある漁港から徒歩で約15分といったところです。銘板

#684 静岡県・石廊埼灯台(2008年11月29日)

有名な割には、以外と小さな灯台という印象でした。石廊崎の先端は見晴らしが良いので、灯高が低くても光が遠くまで届くのでしょう。訪ねた時はちょうど大きく雲が広がっていて、写真がちょっと暗いのが心残りです。銘板

#685 静岡県・神子元島灯台(2008年11月29日)

石廊埼灯台から撮影した神子元島灯台です。石廊崎の先端からは、伊豆の島々(伊豆七島)を見渡すことができます。

#686 静岡県・下田灯台(2008年11月29日)

下田灯台は下田湾(港)口の東側に位置していますが、須崎側の陸上から近づこうとしても、木々と崖に阻まれて見ることもできません。この写真は恵比寿島の先端から撮影したものです。

#687 静岡県・須崎恵比寿島指向灯(2008年11月29日)

須崎恵比寿島指向灯は恵比寿島に立っていて、指向灯のすぐ横には夷子神社が建っていました。恵比寿島の先端は開けた岩場で、灯台の歌碑などもありました。銘板

#688 静岡県・須崎港島堤灯台(2008年11月29日)

須崎港の東岸に立っていますが、テトラポットが工事中のため近づくことはできませんでした。ちょっと見では防波堤灯台のようです。

#689 静岡県・爪木埼灯台(2008年11月29日)

須崎半島の南東端は公園になっていて数万本の水仙が見事なようですが、爪木埼灯台はその公園の最先端に立っています。灯台までは散策路を歩きますが、近くには皇室の須崎御用邸もあるようです。銘板

#690 静岡県・稲取岬灯台(2008年11月29日)

稲取岬の先端は温泉街になっていて、温泉街の狭い道を登って行くと小さな滑り台やジャングルジムのある公園(稲取龍宮岬公園?、伊東園ホテル稲取の裏)があり、その公園の横にのっぽの稲取岬灯台が立っています。すぐ横には展望台?(1階はトイレで屋上が展望台)もありました。銘板

#691 静岡県・門脇埼灯台(2008年11月29日)

近くの「城が崎海岸」と合わせてでしょうか、意外と観光客の多い灯台で、シャッターチャンスがなかなかとれませんでした。常時開放されていて、展望室(灯台は更に1階上)まで登ることが出来て、海岸の展望は抜群です。銘板

#692 静岡県・川奈埼灯台(2008年11月29日)

海岸沿いに行ける所まで行って、その先は石の転がる道、そして竹藪のなかの小道(多分、釣り人が作った)を抜けていくと、聖火のトーチ(一説ではゴルフ大会の優勝トロフィーを模したらしい)のような川奈埼灯台が見えてきます。写真撮影は隣の川奈ホテルゴルフコースからも可能ですが・・。銘板

#693 静岡県・伊豆網代灯台(2008年11月29日)

立岩トンネルの入口(南北)から海岸沿いの未舗装道路に入ると崖の途中に立っていて、正面には初島が見えます。道路は交通量が多いので、出入りは要注意ですよ。銘板

#694 静岡県・初島灯台(2008年11月30日)

熱海港から高速船で25分の初島の中央に立っています。すぐ横には灯光会が運営するログハウス風の灯台資料館(入場料200円)があり、灯台に登ることもできます。灯台に登って振り返ると熱海市街の奥に雪に覆われた富士山の上部がくっきりと見えていました。銘板

#695 沖縄県・東埼灯台(2008年12月10日)

日本最西端の島・与那国島の東端に立つ東埼(あがりさき)灯台です。断崖の縁に立っていますが、周囲は与那国馬(ちょっと小柄な与那国固有の馬です)の放牧場で、草原には馬の糞がいっぱいです。雨の日は特に要注意かな?。銘板なし

#696 沖縄県・西埼灯台(2008年12月10日)

日本最西端の島・与那国島の西端に立つ西埼(いりさき)灯台です(東が"あがり"ので、西が"いり"なんですね)。日本最西端の島の最西端なので、この灯台が日本最西端の灯台ということです。晴れた日は台湾の山並みが見えるそうです(ちなみに西崎から見る夕陽は台湾の山々に落ちていくそうですよ)。銘板「日本国・最西端之地」石碑

#697 沖縄県・西埼北西方照射灯(2008年12月10日)

西埼灯台の海岸側の塔上部(の窓)に西埼北西方照射灯が設置されていて、すぐ沖の岩礁を照らしています。銘板

#698 沖縄県・平久保埼灯台(2008年12月12日)

石垣島の最北端の平久保崎に立つ平久保埼灯台です。ここは昔、先島諸島火番盛(平久保遠見台)があった、ちょっと高台の場所です。東側にはきれ〜いなサンゴ礁の海岸が広がっています。観光客の多い場所で、手前の駐車場にはトイレや自動販売機もあります。銘板

#699 沖縄県・石垣御神埼灯台(2008年12月12日)

崎枝から崎枝小中学校方面へ向い、崎枝小中学校を過ぎて、最後の急坂を登ると直線道路の先に御神埼(おがんさき)灯台が見えてきます。周囲は断崖絶壁で、この沖で遭難した人々の慰霊碑が立てられていました。ここは絶好の夕陽ポイントだそうですよ。銘板

#700 沖縄県・琉球観音埼灯台(2008年12月12日)

石垣市街に近い冨崎の先端に立っていて、石垣港を出入りする船舶を見守っています。すぐ近くには緑地公園、唐人墓、観音堂もあり、観光バスも多い場所です。海岸近くには東屋も立っています。銘板

#701 沖縄県・小浜島細埼灯台(2008年12月13日)

石垣港から高速船に乗って約25分で小浜港に着きました。灯台が立つ細崎(くまさき)は島中央部の集落を挟んで丁度、港の反対側に位置していますが、小高い島の中央部から海岸線まで下るので「行きは良い良い、帰りは恐い」というパターンです。足弱の方はレンタルサイクルよりレンタルバイク(スクーター)の方が良いかもしれませんよ。

銘板

#702 沖縄県・黒島灯台(2008年12月14日)

石垣港から高速船で約25分の黒島は平坦な島で、変速ギアが付いていないママチャリでも、楽に走ることが出来ます。ハート型の黒島は牛(放牧と牧草地)の島で、見かけるのは牛と観光客だけのように思えますが、灯台までは舗装道路が続いています。銘板

#703 沖縄県・波照間島灯台(2008年12月15日)

石垣港から高速船でほぼ1時間、日本人が住んでいる日本領の中で最南端の島だそうです。日本領最南端の灯台は、東京都小笠原村の沖ノ鳥島に立っているそうですが、人が住んでいる島では、これが最南端の灯台だそうです。島の周囲は14.8Kmで、自転車で走り回るには丁度良いくらいの大きさでした。灯台は島のほぼ中央の、さとうきび畑の中に立っています。銘板

#704 沖縄県・鳩間島灯台(2008年12月16日)

TV放映された「瑠璃の島」の舞台になった島で、周囲4km弱のちっちゃな島です。灯台は島の高台、鳩間中森の中にあり、港から早足だと6〜7分くらいで着きます。すぐ隣には物見台もありました。銘板

#705 沖縄県・池間島灯台(2009年12月5日)

宮古島の北に位置していて全長1,425mの池間大橋で宮古島と結ばれた池間島の北端に立っています。池間島の東方沖のサンゴ礁群は7色の海と言われ、沖縄で最もきれいな海だそうです。銘板

#706 沖縄県・フデ岩灯台(2009年12月5日)

写真無し;宮古島の東方沖(大神島の北東沖)のフデ岩に立つフデ岩灯台は、天気が良い時は、白く、小さく見えていましたが、曇り霞んだ瞬間に見えなくなりました。う〜ん、残念!

#707 沖縄県・平安名埼灯台(2009年12月5日)

宮古島の最東端に位置する平安名埼灯台はサンゴ礁に囲まれた強風が舞う岬の先端に立っていました。平安名埼灯台は見学できる灯台のひとつですが、丁度この日に見学者が50万人を達成し、記念品が贈られたというニュースが流れていました。銘板

#708 沖縄県・神山島灯台(2009年12月7日)

那覇の泊港から久米島へ渡る途中のフェリーの右舷に見えてきた神山島灯台です。周囲をサンゴ礁に囲まれた小さな島に立っていました。

#709 沖縄県・久米島灯台(2009年12月7日)

久米島空港近くのさとうきび畑の真ん中に立っていました。ハブが棲む島らしく、灯台の周りの草はきれいに刈り取られていました。銘板

#710 沖縄県・御神埼灯台(2009年12月7日)

久米島の東方沖に広がるサンゴ礁、ハテノ浜の東端に立っていて、その延長上には渡名喜島が見えます。写真では左側上方のサンゴ礁の先端に灯台があります。

#711 沖縄県・渡名喜港灯台(2009年12月7日)

久米島へ渡る「フェリーなは」の船上から撮影した渡名喜港灯台です。渡名喜ターミナルのすぐ裏に立っています。

#712 沖縄県・渡名喜港第2号灯標(2009年12月7日)

座間味島へ渡る「フェリーなは」の船上から撮影した渡名喜港第2号灯標です。渡名喜港の入口に立っています。

#713 沖縄県・渡名喜港第4号灯標(2009年12月7日)

座間味島へ渡る「フェリーなは」の船上から撮影した渡名喜港第4号灯標です。渡名喜港の入口に立っています。

#714 沖縄県・端島灯台(2009年12月7日)

久米島航路、座間味島航路のフェリー船上からよく見えた端島(はてしま)灯台です。

#715 沖縄県・牛ノ島灯台(2009年12月9日)

「フェリーざまみ」は渡嘉敷島と座間味島の間を抜けて阿嘉港へ入りますが、その途中で「牛ノ島」に立つ牛ノ島灯台が見えました。陸上から近づいたり写真を撮るのは、なかなか難しいようですが、名前が気になる島でした。

#716 沖縄県・座間味平瀬灯標(2009年12月7日)

「フェリーざまみ」の船上から撮影した座間味平瀬(ざまみひらし)灯標です。牛ノ島灯台(沖縄県島尻郡座間味村)の西南西方約3.3kmの海中に立っています。

#717 沖縄県・嘉比島灯台(2009年12月9日)

座間味島の「宇論の崎」から撮った嘉比島灯台です。ちょっと逆光になってしまいました。この日は12月にもかかわらず直射日光が強く、頭皮まで日焼けするんじゃないか、日射病になるんじゃないかと心配するくらいでした。写真はもっときれいに撮れたと思っていましたが、ちょっと残念なショットですね。

#718 沖縄県・阿波連埼灯台(2009年12月9日)

事前に地図でイメージしていたフェリーの航路と実際がちがったため、すごく遠めのショットになってしまいました。

#719 沖縄県・久高島灯台(2009年12月10日)

沖縄の東方沖に位置する久高島の徳仁港のすぐ横に立っています。灯台の入口が見つからずに迷いましたが、グランド(の体育器具庫)側に灯台の階段がありました。銘板(灯台本体には銘板が付いていなかったので門の銘板を撮りました)

#720 沖縄県・那覇港新港第一防波堤南灯台(2009年12月10日)

沖縄県那覇港(新港第一防波堤南端)

#721 沖縄県・徳仁港口灯標(2009年12月10日)

久高島の徳仁港の入口

#722 愛知県・野間埼灯台(2010年5月12日)

灯台は国道247号線すぐ横に立っているので発見は容易です。海岸は岩場で時間があれば岩海苔も収獲できそうな感じだよ。

銘板

#723 愛知県・羽島灯標(2010年5月12日)

知多半島の先端・羽豆岬のすぐ沖に立っています。

#724 愛知県・沖ノ島灯標(2010年5月12日)

知多半島の先端・師崎港の入口北側の岩礁に立っています。知多半島「師崎港」と渥美半島の「伊良湖港」を結ぶフェリー・フラワーラインの船上から撮影しましたが、奥に見える白い灯台は防波堤灯台です。

#725 愛知県・大井港口灯標(2010年5月12日)

知多半島の先端・師崎港から4kmほど海岸沿いに北上した大井港の入口に立っていて、大井港の北東に位置する「鳶ケ崎」から撮影しました。

#726 愛知県・角石灯標(2010年5月12日)

知多半島の先端・師崎港と日間賀島の中間の岩礁「角石」に立っています。知多半島「師崎港」と渥美半島の「伊良湖港」を結ぶフェリー・フラワーラインの船上から撮影しました。

#727 愛知県・尾張野島灯台(2010年5月12日)

知多半島「師崎港」と渥美半島の「伊良湖港」を結ぶフェリー・フラワーラインの船上からした「尾張野島灯台」の遠景です。奥に見える煙突は渥美半島の渥美火力発電所です。

#728 愛知県・立馬埼灯台(2010年5月12日)

渥美半島の渥美湾側にせり出した立馬崎に立っています。周囲には浜大根が群生していて、風力発電塔も数基立っていました。銘板


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