今回は久々の北九州です。私が働いている北九州の峠(山)をじっくりとご紹介します。
鹿児島本線でJR小森江駅まで輪行し、そこからスタートです。天候は「晴れ」、絶好のポタリング/ハンティング日和です。
入口でちょっと道に迷いましたが、小森江浄水場下の信号(三叉路)を向って左手が「矢筈山」へ向う道です。正面の山が「矢筈山」なのでしょうね。
この後、狭くて、急で、ちょっと荒れた道が続き、間もなく砂利道に変ります。
急なカーブを曲がったとたんに現れたバリヤーです。
人は通っても良いけれど、自転車は通っちゃいけないというめちゃくちゃなバリヤーです。何で自転車が通ってはいけないのでしょうか?。すれ違う登山者は気持ちよく挨拶してくれるのに・・・。悲しい限りです。
無理して走ると、「自転車はルールを守らない・・・」とか更に非難をうけかねないので、悔しいけれど引き返します。
気持ちを切り替えて「風師山」を目指しました。
「風師山」の入口にあたる「清滝公園」です。ここから急坂が続きます。
「矢筈山」もそうですが、海からすぐ山になる門司の道は急坂の連続です。心してチャレンジしてください。
車は少なくて木陰も多いので、快適です。
「風師山」の展望台(標高約300m)です。「清滝公園」から約3kmです。ここから「風師山」まで登山道となります。
自転車を担いでも登ろうかと考えたのですが、登山客の視線に負けて断念しました。
秋にまた来たいと感じさせる「もみじ谷参道」を自転車を押して下り、中原観音の横を通って春日町へ出て「部埼燈台」を目指します。
青浜から部埼にかけては砕石場が多く、未舗装の砂利道になりました。
「部埼燈台」です。「へさきとうだい」と呼びます。現存する九州の燈台(灯台ではないよ)では、最古のものです。「ブラントンが英国における灯台の権威者スチーブンソン兄弟の設計をもとに明治3年12月着工。九州で3番目、日本で15番目に建設された灯台」だそうです。
残念ながら、ドアがアルミサッシに変っているので、建設当時のイメージが一部変ったようですが、それでも建設当時の雰囲気は十分に残っていました。
「部埼燈台」のルーツです。
部埼燈台下の波打際には、江戸末期、部埼沖の海難事故防止に半生を捧げた僧清虚の像が立てられています。
九州最北端の山、「古城山」の頂上(標高175m)です。やはり、ここもすごい急坂が続きました。
関門海峡を望む山頂には、コンクリートの砲台跡が残っていました。
古城山頂には、かって門司城が建っていました。関門海峡(向かいは壇ノ浦)を望む山頂は、昔から重要な拠点だったのでしょうね。
関門橋が見えます。
めかりの「パタゴ」です。入場料をとられそうだったので遠景での撮影になりました。
「めかり公園」を下りきって、海峡沿いにポタポタしていたら「門司埼灯台」にめぐり合いました。
九州最北端の灯台です。でも、海上保安庁の看板がちょとね・・・。