清酒・亀の尾の伊豆本店の酒蔵開放2004

Update:2004/02/14

酒蔵開放2003純米生酒の蔵出しは3月10日

清酒・亀の尾の伊豆本店さんの遠景です。天気は良かったのですが、春一番の強風が吹き荒れた一日でした。

今年も亀の尾さん(伊豆本店)の酒蔵開放が2月13日(金)〜15日(日)の3日間に亘って開催されました。
この冬は冷え込みが厳しかったため、良いお酒ができたとの前評判です。すっごく、楽しみでした。

JR教育大前までJRに乗り、そこから伊豆本店さんがチャーターしている貸切バスで伊豆本店さんへ行きました。
できたての新酒(できたてで火を入れていない新酒(生酒)は、アルコール度も高いそうですよ)をゆっくりと味わうため、愛車は自宅で留守番です。

酒蔵開放の案内状亀の尾さんのホームページ
亀の尾さん(伊豆本店)の酒蔵開放は、地域にとっても大きなイベントのようです。

伊豆本店さんへ続く道の途中には、山海の特産物を並べた出店がいくつも並んでいました。

でも、まずはお酒、お酒!。

伊豆本店の遠景
多くの日本酒愛好家?が今年も新酒を楽しみに集まってきました。今年は天気にも恵まれて、良かったね!。

新酒の試飲のほかに、酒蔵の開放、槽搾り(ふなしぼり)、そして餅つきや大道芸(猿回し、バナナの叩き売り)のパフォーマンスが開催される伊豆本店さんの敷地内は大混雑でした。
受付で登録すれば、来年の酒蔵開放の案内状が届きます。

届いた案内状と引き換えに、くじ引きの抽選券がもらえますよ。
真新しい緑の「杉だま」は新酒ができた証拠です。新酒蔵開きの特徴ですね。

昨年は、緑の「杉だま」に白い紙で作った亀が乗っていましたが・・・。
今年は無し?、それとも春一番の強風で飛んでいっちゃったのかな?。

屋根の上の恵比寿さん
大人気の酒まんじゅうのコーナーです。

蔵開き期間だけの製造・販売だそうですが、一人2パック(12個)までと制限されるほどの人気です。

評判の酒まんじゅうを楽しみに来るお客さんも多いようで、30分待ちです。

自然で優しい甘さは、飽きることがなく、ずっと食べ続けていたい程です。
いつもは酒米を蒸す蒸篭(せいろ)も、今日だけは酒まんじゅうの蒸し器として大奮戦です。

一回あたり、30分で約500個の酒まんじゅうを蒸し揚げます。
ボイラーをコントロールする職人さんも、汗だくだくで頑張っています。

今年も一番人気の新酒試飲コーナーは大混雑です。
入ってくる人が出て行く人より多いので、まずまず混雑していきます。中に入れない人もいるくらいです。
(お酒がおいしいので、ついついお代わりして、長居してしまいます)

振る舞いさかなの煮干を片手に、新酒、にごり酒を味わう。

杜氏さんが自慢するだけあって、今年の酒はすっきりしていて最高にうまいですね。
お接待の皆さんも大忙しですが、あ〜、ず〜っと、ここに居たい!。

一回外にでたものの、もう一度中に入ってしまいました。
このタンクの半分くらいまで酒米と水を入れて醗酵させます。

約20日間で、酒米と水がお酒に変ります。

醗酵が盛んな時期は、タンクの上端近くまで泡が上がってくるそうです。
酒造りの道具も展示されています。社会勉強?ですね。
「土穴おししさま」という地元のお面(ひょっとこ)踊りです。

ひょうきんなお面としぐさで、観客を笑わせてくれました。
今年は天気に恵まれ、外でのパフォーマンスも楽しみことができました。

JR教育大前駅のすぐ近くの赤間バスセンターと伊豆本店さんの間を臨時バス(貸切り)が往復しています。

安心して新酒を楽しむためには、バス往復が便利です。

ゆっくり歩いても30分はかからないくらいの距離です。
今年の戦利品です。

「にごり酒・原酒」と「初しぼり・原酒」と「酒まんじゅう」です。

「にごり酒・原酒」は火通ししてないため、酵母が生きており、醗酵が続いているので、蓋の真中に穴があいています。
純米生酒の蔵出しは3月10日です。これも楽しみですね!。
来週(2/21〜22)に酒蔵開きが計画されている赤間の勝屋酒造さんを下見してきました。

勝屋酒造さんの酒蔵開きの目玉は、「ぐい飲み」のプレゼントだそうです。


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