淡路島一周ツーリング

Touring Date:2006/10/07〜10/08

この3連休に1泊2日の淡路島一周ツーリングへ出かけました。昨日まで台風に刺激された低気圧の影響で大雨が降り続いていましたが、今日はどうにか雨もあがりました。最近は泊りがけでのツーリングに出られず、体力、自信ともに落ち気味でしたが、思い切って?出かけることにしました。相棒は「走三郎」こと700cツーリングですが、走三郎にとって初めてのツーリングです。

6時31分に博多駅発の「ひかりレールスター」に乗り、姫路で乗り換えて西明石駅着が9時13分です。ちょっと早めにJR博多駅に着いて列車待ちしたので、客車最後列のスペースに輪行袋を置くことができました、列車での輪行では自転車を置くスペースの確保が一番の心配なのでまずは一安心です。次第に乗客が増え、途中からは立っている人がいるくらいです。

西明石駅でゆっくりと走行準備をして(久々のツーリングなので準備は丁寧に!)、9時40分頃に出発。明石淡路フェリーは10時5分の便があるので丁度良い時間に着くはずです。天気は「晴れたり曇ったり」、風が強くて雲がどんどん流れていきます。

10時前に明石港に到着。「たこフェリー(明石淡路フェリー)」の切符を買おうと列に並ぶと、乗船できるフェリーは11時10分になるとのこと。えっ、1時間も待たないと小さな自転車も乗れないのかよと文句を言いたくなるが、フェリーにはフェリーのルールがあるだろうと我慢する。どうも、3連休のためにツーリングのオートバイが多く、2輪車と同じ車輪数の自転車も同じ扱いになるようです。

たこフェリーの待合室には明石名物のたこ焼き(結構、焼き上がり待ちの客が並んでいたよ)もありましたが、まだお腹も空かないし、時間つぶしするものもないし・・・。オートバイの仲間?も手持ち無沙汰のようです。

でも、1時間も出発時間がずれると、灯台をいくつも撮影しながら時計廻りに淡路島を走り、宿泊予定の福良港まで行くのは、ちょっと厳しいかもしれません。いつもと違って強い風も考慮する必要があります。結局、今日は福良港まで走ることを優先し、撮影する灯台が少ない反時計廻りに走ることにしました(ツーリングの途中で灯台を撮影するって結構時間が掛かるんですよ。ツーリングだけであれば、自分の脚力に合わせて走行距離を計算できますが、灯台の撮影にどれくらい時間が掛かるかは、なかなか計算できないので、余裕をもって計画を組まないと困ることになります)。このルートは追い風が期待できるし、また写し残した灯台は明朝に撮影することもできます。

結局、乗船した「たこフェリー」が出港したのは11時22分でした。

岩屋港でフェリーを降り、11時47分に出発。淡路島北端の江埼灯台までは完全な逆風です。港の近くのコンビニで昼食用のおにぎり類を購入し、いつでも食べられるようにしておきます。

間もなく江埼灯台下の江崎公園に到着。左の写真は緑の道しるべ「江崎公園」の灯台のモニュメントですが、「たこフェリー」から見た時、江埼灯台の下に、もう一基灯台があるように見えたのがこれでした。江埼灯台はこの上にありますが、平成7年の兵庫県南部地震で大きな被害を受けたそうです。

江崎公園を後にして、(計算通りの)強い追い風を味方にペースを上げていきます。時折吹く強い横風にあおられる時があるので、十分に注意しながら走りますが、このルートは道は狭いですが、車も少なくて快調に走ることができます。追い風の700cツーリングって軽快そのものです。また、海岸沿いの道路では、時折、強風にあおられた海水が飛沫となって吹き上がり、自転車に、身体に降りかかってきます。

緑の道しるべは途中に何箇所もありましたが、トイレ/休憩所付きで、ツーリストにとって嬉しい場所です。

13時40分、緑の道しるべ「角川(つのかわ)公園」で昼食&休憩。ここまで42.55km。

右の写真が、緑の道しるべ「角川公園」です。「五色町が北海の調査・開拓事業を起こした高田屋嘉兵衛ゆかりの地であることから「北前船」をモニュメントとし・・・」という案内板を見て改めて記念撮影しました。左側が船の舳先です。「高田屋嘉兵衛」は私の蔵書?の「菜の花の沖」の主人公で、私の好きな人の一人です。確か、函館市内には銅像もあったはずです。14時10分に出発。

3連休のためか、サイクリストやレーサーと何回もすれ違いましたが、どの人も「こんにちは!」と明るく声を交わして行きます。マナーの良さは気持ちが良いくらいです。

西淡町湊を過ぎるとアップダウンが始まりました。最初は「津井」で、津井港ルートは平坦ですが、道なりに行くとアップダウンが待っています。坂が苦手な方は津井港を経由するルートがお勧めです。

次が「丸山」で、これは丸山港を経由するルートが断然お勧めです(坂ルートは途中から丸山港まで降る無意味なアップダウンです)。

丸山をかわすと四国、そして大鳴門橋が見えて元気が出ましたが、阿那賀の先は橋も見えず、また急坂の連続で、我慢の一歩の繰り返しです。そして、風の強い尾根では自転車ごと身体が持っていかれそうになります。あ〜危な!。

左の写真は、強風の吹き荒れる鳴門海峡です。強風のため大鳴門橋は二輪車(もちろん自転車も!)は通行禁止になっていました(四輪車は速度制限)。

15時35分、門埼(とさき)灯台(道の駅・うずしお)に到着。ここまで71.36km。どうにか道の駅に着いて一安心です。

鳴門海峡に突き出た門埼(とさき)の先端に立つ門埼灯台は、道の駅・うずしおに寄り沿うように建てられています。もちろん、道の駅のほうが建築時期が新しいので、灯台の横に道の駅が建てられたというのが正しい表現でしょうが・・・・。

門埼(とさき)の最先端は、ものすごい風が吹いていて、一脚の上のカメラも振動で撮影できません。風の弱い建物の陰でさえ、写真撮影が難しいくらいです。本土でもこんな風が吹くんですね。どうにか鳴門飛島灯台を撮影し16時00分に出発。

門埼(とさき)灯台から福良市街に向う途中で、福良湾の西岸先端に立つ釣島鼻灯台を遠望したものです。

この灯台を目指して走ります。

釣島鼻灯台は陸路から行くには危険すぎるので、海上保安庁の灯台点検は海路を利用されているようです。

この写真は、その階段の写真ですが、陸路のすぐ横が断崖絶壁で、ルートのメンテナンスもされていなくて非常に危険なので、陸路から近づくのは止めたほうが良いと思います(私は行ってしまったのですが・・・・)。灯台までは、陸路で往路10分ちょっと、復路15分ちょっと、というところです。

福良港の沖に浮かぶ煙島の東に建つ福良港灯台です。ちょっとうす暗くなってきました。
ちょっと見た目では、土台部分は海面より下になっているようですが・・・。すぐ横に厳島神社の鳥居があるようです。
福良港の堤防には、近所の人がのんびりと会話しながら、夕まずめの釣りを楽しんでいました。

17時50分に福良市街のビジネスホテル(素泊りで3,950円)に到着。今日の走行距離は81.93km。
風呂で汗を流した後、近くのコンビニで買ってきたビールとおつまみで乾杯!。その後、腰、膝の裏、アキレス腱、肘にたっぷりとバンテリンして明日に備える。明日の天気は晴れの予想ですが、一部区間(由良〜岩屋港)が強い逆風になるかもしれない。

2日目は6時に起床。ゆっくりと準備して、7時15分に出発。天候は晴れ。
福良湾をぐるっと回って、そこから登りが始まりました。

今日、走る淡路島の南岸は、三つのアップダウンがあります。
最初は、県道25号線で福良から阿万吹上町へ抜ける峠道、福良湾岸から急な登りになります。登ったらガーンと降って、田んぼの中の真っ直ぐな道を走ります。
二つ目は、阿万東町から灘地野までの、ゆるやかな(だらだらとした)上り坂です。左の写真は灘土生から後方(西方)を写した写真ですが、ガ〜ンと下ってまた登る地点です。
三つ目が、中津川から立川までの登りで、今日のハイライトになると考えています。

県道76号線は灘土生で、左の写真のように海岸沿いのほぼ平坦な道になります。海岸沿いの平坦な2車線〜1車線半の道がず〜っと続きます。交通量も非常に少ないので、ゆっくりと走ることができます。

でも、灘黒岩から先(東)はアスファルト舗装ではなく、コンクリート舗装になるので、路面の細かいでこぼこによりタイヤが跳ね、ペダリングの力が路面に伝わない、もどかしい走りが始まりました。こういう路面は疲れます、早くアスファルト舗装になってほしいですね。

灘土生の港から沼島行きの旅客船がでています。

防波堤の沖に見えるのが沼島です。沼島の山頂に沼島灯台がありますが、今回は時間が無いのでパスします。

左の写真は中津川のカーブです。海岸沿いの平坦な道も中津川で終わりです(これまで単調な道だったので、なんか嬉しいような・・・)。

道路沿いに立てられた電柱が、九十九折れに曲がって登る道のルートを教えてくれます。多分、あの辺まで登るのかな・・・。

時折、下ってくるサイクリストとすれ違いますが、ここでも明るく「こんにちは!」とエールを交わします。頑張ろうという「アドレナリン」が湧いてくるようです。

立川水仙郷の先に建っていた怪しげなナゾの看板!です。この近くに怪しげなナゾの建物(施設)がいくつも建っていましたが、地元では結構有名だったりして・・・・。もう少しで登り坂は終りです。

降り始めると自転車を押して登ってくる男性二人連れとすれ違いましたが、結構辛かったのかな?。

県道76号線を由良まで下りきった後、再度、生石鼻まで登りますが、山頂近くの展望台まで舗装道路が続いているので、比較的に分かりやすいと思います。

展望台の近くには砲台跡がありましたが、紀伊半島と淡路島の間の海峡(友が島水道)が海上の要所だったということがわかります。灯台は砲台跡の東側にありました。

洲本勤労福祉センター淡路島ビラの跡地から撮影した今川口の風景です。成ヶ島の南端に白亜の高埼灯台が建っています。この後、海岸まで降りて高埼灯台や淡路由良港成ヶ島沖灯標を撮影しました。対岸の紀伊半島には、沖ノ島の友ヶ島灯台が見えていました。

由良に入ると予想通り逆風が始まりました。常に逆風が吹いていて、時折強くなるパターンは、常に足に負担がかかります。
11時10分、由良町内田の神社で昼食&休憩。ここまで45.05km。11時55分に出発。洲本まで道悪く、非常に走り辛い。岩屋港まで残り40km程度なので、逆風を考え20km走って休憩するペース予定。

時折吹く強い逆風は姿勢を低くして耐える。ずっとフロントはセンターを使用している。20kmを過ぎても足に余裕があるので走りつづける。辛くなったら、いつでも休めば良いと思いつつ・・・。

そうしているうちに、13時55分、岩屋港に到着。ここまで84.53km。

たこフェリーの出港まで時間がないので、慌ててチケットを購入し乗船。往路は1時間以上待ったので、復路も待たされるのを覚悟してきたが、あっけないくらい簡単に乗船できた。乗船前にホームページ用写真を急いで撮影する(左の写真がそれ)。写真の赤いゲートに書かれているように「たこフェリー」は実際に使われている愛称で、私が腹立ち紛れにつけた蔑称ではありません・・・・。

14時過ぎにフェリーが出発。明石港に到着すれば、あとは平磯灯標を撮影して帰るだけです。

明石海峡大橋の近くは、道路、歩道ともに大混雑・・・と思ったら、なんと「子供神輿」が道路に繰り出し、それをビデオで撮影しながら付いて行く親で歩道も大混雑です。神輿が通り過ぎた後も車道は渋滞していて、路側帯を走っていると後方からオートバイが追いついてくるので、おちおち路側帯も走っていられず、歩道を走ることに・・・。歩道を走りながら平磯灯標を探していましたが、なかなか見つかりません。道路はどんどん海から離れていくので、海岸近くの細い道に移って、またうろうろ。結局、「垂水スポーツガーデン」で、どうにか平磯灯標の撮影を完了しました。この後は新神戸駅まで走り、新幹線で輪行して帰るだけです。

道に迷い/渋滞に巻き込まれながらも、新神戸駅に16時40分に到着。本日の走行距離は113.08km。1Fのロビー?で輪行準備をして、エレベータで2Fの改札口へ行き、エスカレータで3Fのホームに到着し、17時12分のひかりレールスターに乗車。喫煙車の座席最後列に自転車のデポ場所を確保して一安心。ゆっくりと博多まで帰りました。

久々の泊りがけツーリングで、ちょっと緊張したり不安だったり、そして天候の不安もありましたが、どうにか無事に帰ってくることができました。万歳!。でも、60歳を過ぎてもロングツーリングにチャレンジする体力/気力を維持している人たちってすごいんだな〜と改めて思いました。牛ちゃんも、負けないように頑張らなきゃ!。


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