ツーリング北海道2001&東北2001(計画編)
Last Update:2001.9.12
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北海道に行きたい!
1998年6月に第1回目の道北&道東ツーリングで稚内〜宗谷岬〜網走〜摩周湖〜根室〜納沙布岬〜釧路〜帯広空港を走り、
1998年9月には第2回目の道南&道央ツーリングで青森・野辺地〜大間崎←(フェリー)→函館〜長万部〜室蘭〜苫小牧〜日高幌別〜帯広、富良野周辺を走り、
2000年7月には第3回目の道北&道央&道南ツーリングで稚内〜石狩〜小樽〜積丹〜江差〜函館を走りました(レポートはツーリング北海道1998、1998U、2000をご覧下さい)。
この3回のツーリングで北海道一周は終了しましたが、北海道最南端の「白神岬」が未走破です。すでに3回目のツーリングの途中(時間が無いため「白神岬」到達は無理だとあきらめた時)から、「白神岬」走破を含む、ツーリング北海道2001(おまけで東北の未走破ルート)の計画を考えていました。
2001年の秋に行きたい!という希望だけで、まだ日程の調整等は出来ていませんが、ぜひとも行きたいルートです。北海道に魅せられて、今年もぐいぐいっと引き寄せられています。
走行ルートを決める
4回目の北海道ツーリングは秋田から竜飛岬まで日本海沿いを走り青森まで南下します。青森からJR津軽海峡線で北海道の木古内まで輪行し、そこから「白神岬」経由で上の国まで走ります。再度、上の国から函館まで輪行し、恵山岬等を含む道南を走ろうと思っています。
時間に余裕があったら、ツーリング北海道1998で断念した「襟裳岬」へも行きたいな。
出発に向けた具体的なルート決定のステップは、
1.ルートの検討(ほぼ決りです)
(1)スタートは秋田空港.ゴールは未定です。
(2)秋田を出発して海岸沿いに竜飛岬を走破し、青森まで南下します。
(3)青森からJR津軽海峡線で北海道の木古内まで輪行します。
(4)木古内から「白神岬」経由で上の国まで走ります。
(5)再度、上の国から函館まで輪行します。
(6)函館から海岸沿いに走り、恵山岬経由で森へと抜けます ⇒ 結果的には函館から様似まで輪行しました
(7)時間が許せば「様似」まで輪行し、襟裳岬へ行きたいと思っています。
2.ツーリングの時期,日数を決める
(1)ツーリングの期間は一週間、勤め人である私の限界です。でも、一週間あれば結構走れます。
(2)9月15日(土)に出発することに決めました。約一週間程度の行程になりますが、どこまで走れるかは天気次第です。
3.アクセス方法を決める
(1)秋田までは飛行機が便利ですが、リアにサイドバッグを装着するようになってから荷物が増えました、それで今回は、
・荷物(リアキャリア、サイドバッグ×2、ヘルメット)はANAカーゴの「By空便」を使い秋田空港止めで送ります。
・自転車とハンドルバッグは飛行機で輪行します。
このパターンは初めてですが、運ぶ荷物を少なくするための工夫です。
(2)某航空会社でためたマイレージを使って往路の旅費を無料にしようと考えています。
(3)帰りも多分飛行機でしょうね(函館空港、それとも帯広空港?)。
装備を決める
1.装備を決める
(1)装備はロングツーリングのリア・サイドバッグパターンです。ツーリング・ド・関西2と同じ装備になるでしょう。変わるのは気温に合せて携行するウェアでしょう。
(2)北海道固有の寒さ対策と予備エネルギー(食料)対策が必要だと思っています。
(3)細かいところは、スケジュールが決定した後になりますね。
2.寒さ対策
第一回目の北海道ツーリングは天気が不安定で寒い日が続いて、すごく恐い思いをしたので、2回目からは十分な寒さ対策をとっています。今年は早めに寒くなりそうなので、その対策として
(1)雨具はよほど天候が安定していない限り携行しますが、北海道では防寒着を兼ねます。
(2)雨具に加えて、指の先まで覆える手袋も携行します。短と長の2種類です。
(3)長袖シャツは携行しますが、長袖のサイクル用ジャージーと長サイクリングパンツを携行するかどうか?。これも時期と天候次第でしょう!。
(4)下着は半袖(Tシャツタイプ)だけで良いか、それとも長袖(登山用)も携行するか?。
天候と荷物の量を考慮して決めることになりますが、多めに持っていき、必要なければ途中から宅急便で送り返します。
3.輪行対策
飛行機で輪行する場合はリア・ディレイラーの保護対策が重要です。フレームから外してプチプチシートでしっかりと包み、フレームにガムテープで固定します。出発まえには取り外し/取り付けの練習をします。
宿を決める
1.宿泊のパターン
私の場合は、安い旅館や民宿を捜して泊り歩く(走る)パターンです。キャンプ道具やテントは持参しません。結構不精なツーリストです、ごめんなさい。
(1)1日の走行距離は約100km(最近は一日の走行距離が短くなってきましたね〜!)を目処として旅館や民宿を捜します.そこで見つからない時は20km程度前後まで拡大して捜します.だいたいそれで確保できます.
(2)天気予報等を参考にしながら翌日の走行距離を決め,前夜に翌日の宿を予約します.天気が悪い場合は,距離を短めにして宿を捜します.
2回目の北海道ツーリングのとき、中学校の校長先生の全国会議と重なってしまったために宿が満杯状態で、宿捜しのために60km以上も輪行でバックしたことがあります。また、マラソン大会のために宿が無かったこともあります。今回はそういうことが無いことを祈っています。いまから心配することでもありませんが・・・。無理しないこともロング・ツーリングのポイントだと思っています。
2.宿の捜し方
北海道の宿捜しにはこの本が一番です。北海道中の宿泊施設が網羅されています(されていましたと言ったほうが正解ですね。なにしろ3年前のことですから。今年も発行されたのでしょうか?)。A4版のため携行するには大きすぎますが、必要なところをコピーして持参できます。必読の一冊です。本の名は「クルージング情報 宿泊北海道」(全道3,200軒を掲載)。札幌の出版社・株式会社クルーズ「宿泊北海道」編集係というところが発行したものです。今回も、この本を使います。宿捜しの第一順位は、応対が暖かくて料金が安い民宿です。
携行品一覧表:ロングツーロング(サイドバッグ)のパターンです。防水のためポリ袋に詰めた後でパッキングします。
ハンドルバッグ
- タオル(小):手拭き/汗拭き用
- お袋からもらったお守り:必需品です
- 自転車のロックチェーン/キー:意外と忘れやすいグッズですが宿/観光地で必要です。キーは鈴付きがお勧め
- サイクルメーター:"キャッツアイ"のコード付きです。雨に長く濡れた時は止まってしまいました
- >防水袋(赤/小、貴重品入れ):雨の日も濡れないように防水です。時々、首から下げるため紐は長めです
- グローブ(短):寒い日は指先までカバーする長手袋です
- お金(財布&小銭入れ)、身分証明書、消しゴム、他:防水袋(赤/小)に入れます
- 筆記用具(手帳、ペンシル):旅の記録用。ハンドルバッグに入れるためA6版サイズ
- ツーリング計画表(1部):もう1部はサイドパックに入れておきます
- 日焼け止めクリーム(SPF××):ツーリング後に出勤する時、パンダ状態はまずい!ので・・・
- バンテリン(1%液):ご存知、筋肉痛/関節痛対策
- ティッシュ、ごみ袋:生活必需品、ごみ袋/コンビニ袋は重宝します
- 携帯電話、テレホンカード:充電を忘れないこと
- おやつ:チョコレートやキャラメル。非常食?を兼ねる。北海道は恐いぞ!
サイドバッグ
- 輪行バッグ:用心棒(フロント/リア・フォークのガード用)も必須です
- キャンピング・シート:休憩時の昼寝用です。重宝します
- ウィンドブレーカー:暑いときは脱いで腰にまく
- ジャージ(下):防寒用です
- サイクル用ジャージ(上、長袖):寒い時は防寒用にも使用できます
- パンツ、Tシャツ、ハンカチ、靴下:旅館での着替え用
- 洗面具:歯ブラシ、歯間ブラシ、くし、箸、リップクリーム、洗剤
- 救急セット:スペアキー、バンドエイド、針/糸、ビタミン剤
- 宿泊北海道/ツーリング計画表(1部):汗に濡れないようキャンピング・シートに挟む
- ツーリング・マップル北海道&東北:ハンドルバッグに入る大きさだと嬉しいのだが・・・
- ディジタルカメラ:充電を忘れないこと
- ライト:トンネルが多い時は絶対に忘れられません。電池のチェックも忘れずに
- ダクロンポロシャツ(長袖)×2:寒い日が続くと必要ですが、今回はどうでしょうか?
- タオル:暑いときは水に濡らして首筋をガード、これは効くよ!
- 洗いタオル:洗いタオルは旅先で重宝します
- 雨具(上下)&サイドバッグレインカバー(2コ):サイドバッグ用のレインカバーも必須です
- スペアチューブ:700×28Cを念のために2本
- パンク修理工具:工具、サンドペーパー、ゴムパッチ(薄手)、ゴムのり、予備用圧縮空気ボンベ
- ゴム紐、空気入れ、軍手、ボロウェス:ゴム紐は宿で洗濯物を干すときも便利です
- 充電器:携帯電話とディジタルカメラの充電器です
- シューズカバー:自家特製です。靴がずぶ濡れになったら新聞紙を詰めて乾かす
- 防水手袋、手袋(長):防水手袋は今回は不用かも
- デイパック:移動時用に折り畳める薄手のデイパックを携行します
- 塩コンブ:汗をかいた後の塩分補給、ミネラル補給に最適で、お勧めの1品です。ビールのつまみ/ご飯のおかず等、用途は多い
着用品
- レーサーパンツ(短):寒い時はレーサーパンツ(長)+ジャージで完全武装
- ダクロンポロシャツ(半袖or長袖)/Tシャツ:寒い時は長袖。Tシャツは山用の乾きやすいもの
- グローブ(短or長):寒いときは指先まで覆うものを着用します
- サングラス:サングラスの落下防止用紐も付けます
- 腕時計:愛用はタグ・ホイヤーの自動巻き。クオーツではないぞ!
- シューズ:シューズはMTB用のシマノSH-M070、BPはPD-M747
- バンダナ:汗止め。ヘルメットの下に装着して毎日洗濯
- ソックス、ハンカチ:洗濯しても乾きやすいもの
その他
- 自転車本体:苦楽をともにする大切な相棒です
- リア・キャリア:これが輪行時は結構荷物になる。予備のネジもお忘れなく
- ヘルメット:旅は安全が第一です
- 後方へのフラッシュライト:トンネルが多い時は必須です。安全第一
- 工具:アーレンキーセット、モンキースパナ(小)、ドライバー(+/−)、ナイフ、丸ペン、オイル(オイルもロングツーリングでは必須です)、etc
- 水筒(大):ロングの時は大きめのボトルを携行します
準備状況
9/12(水);「ツーリング東北2001&北海道2001」にむけた準備は着々と進んでいます。ちょっとすり減り気味だった後輪タイヤを交換し、リアディレイラーを外してエアパックに包むと、後はいつものツーリングの準備と同じです。
宿や見所も、いろんなホームページから検索し、楽しみながら準備しています。
久々のロング・ツーリングなので、ちょっぴり不安はありますが、気持ちはすでに東北へとんでいます。
9/8(日);一週間後にひかえた「ツーリング東北2001&北海道2001」にむけて、リア・キャリア&サイド・バッグのフル装備で100km走にチャレンジしました。フル装備だと自転車が重くて、ハンドルも振らつき気味になります。サイド・バッグは左右のバランスが大切ですね。
自宅を出発して国道3号線を南下し、二日市から朝倉街道へと出ます。最初の休憩ポイントは朝倉の「三連水車」です。最初は曇り空だったのが、この頃はすっかりと晴れ上がり、厳しい残暑がじりじりと柔肌?を痛めつけます。「三連水車」&「二連水車」の記念撮影をした後、筑後川を渡って「筑後川自転車道」を久留米まで下りました。先ほどまでの向い風が追い風となり、気持ちよ〜く走ることができます。久留米で11時半、これまで約70km超。
次第に暑さが厳しくなり、体が重たく感じられるようになってきました。途中のコンビニで昼食・休憩してエネルギーを補給しましたが、暑さは相変わらずです。原田までくると暑さで頭がぼ〜っとなり、緊急避難的に公園で休憩しました。水道で頭や体を濡らし、どうにか走る気力が回復しました。でも、ここからの残り20kmが遠いこと、遠いこと・・・。家に帰り着いた時はげっそりとやつれ果てていました。
でも、この暑い中で走れたんだから東北/北海道は大丈夫・・のはずです。フル装備での体慣らしもばっちり!。本日の走行距離は110km超でした。
9/1(土)〜2(日);久々に馬場ちゃんと2人で熊本の天草方面へ泊りがけのツーリング。二日目が雨で予定が大きく狂ってしまいましたが良いトレーニングになりました。