宇美川は、糟屋郡宇美町の南西部で「昭和の森」の奥に位置する標高724mの難所ヶ滝を源流としている(ようです)。
宇美川は名島橋のすぐ上流で多々良川に合流しますが、そこから「昭和の森」まで約17km、「昭和の森」から源流の難所ヶ滝まで徒歩で1時間半程度の行程です。
「昭和の森」より蒸留は今夏の集中豪雨でうけた災害の復旧工事で関係者以外は立入り禁止となっていましたが、その奥には三郡山頂のレーダー群が鮮やかに浮かび上がっていました。
地図をクリックすると拡大表示します。
多々良川河口の左岸から撮った宇美川河口です。
宇美川は名島橋のすぐ上流で多々良川に合流します。
名島橋の上流を右岸沿いに出発しました。宇美川はすぐに多々良川から分岐します。
この写真は、出発後に名島橋を振り返って撮った写真です。
河口にはたくさんの水鳥達が群れていました。川の豊かさを現しているのでしょうか?。そうであれば、すごく嬉しいです。
こういう風景は、未来までず〜っと残したいものです。
オフロードな右岸の土手を走り始めました。道端にはすすきの穂が目立ちます。
未舗装の道は、なんとなく体に優しい感じがしますね。
正面に見える橋は宇美川大橋ですが、この橋をくぐる時は土手を降りました。
「塔の本橋」をすぎると川沿いの道も舗装道路に変わりました。
宇美川は原則的に川の左岸を走るほうが道を失わないようです。
これまで、宇美川の右岸を走ってきましたが、郷口橋を渡って左岸に出ます。
道は、すぐに西鉄鉄道の高架をくぐり、新幹線の高架をくぐります。
川は二股に分かれますが、そのまま宇美川は左方へ繋がる川です。
宇美川は河口から源流近くまで、いろいろなところで護岸工事や浚渫工事のオンパレードでした。場所によっては通行禁止になっている場合もあります。そういう場合は、適宜右岸にまわったり、案内に沿って迂回してください。
新二股瀬交差点が見えてきました。交差点を通過した後は、牛丼の吉野家と宇美川の間の小道を走ります。
川端に建つ八幡宮です。時折、このような神社があります。
道は、ほぼ川沿いに続いています。
これまで道は、ほぼ宇美川の左岸沿いに続いていました。
正面に見える白い橋は「別府橋」です。左岸を進もうとすると川岸から大きく離れて進むようになるので、「別府橋」でから「亀山新橋」までは右岸を走ります。
「亀山新橋」を渡って左岸に戻ると、川沿いの道は歩行者・自転車専用道路になります。
歩行者・自転車専用道路は「久保田橋」まで約1.6kmほど続きますが、桜並木がきれいで桜の季節は最高だろうと思われる区間です。
川にはいろいろな生物がいますが、一番多く見かけるのは水鳥でしょう。
今回は、小岩の上で日向ごっこをするすっぽん亀を見つけて、非常にびっくりしました。すっぽん亀は非常に臆病な生き物で、なかなか見かける機会がないので、びっくりすると同時に慌てて撮影しましたが、これは貴重な1枚になりました。この写真を含めて3枚の写真を撮影しましたが、撮り終えて再度川を見ると、すでにすっぽん亀の姿は消えていました。首を伸ばして日向ごっこをするすっぽん亀の姿は、すごくリラックスしていて、気持ち良さそうです(後日、調べ直したところ、すっぽん亀では無くミドリガメ(外来種のミシシッピアカミミガメ)だったようです)。
再度、川は二股に分かれます。右方向が井野川で、左方向が「田富橋」と宇美川です。
この先も、川沿いの道は工事中で通れず、左岸方向に大きく迂回しました。
再度、川は二股に分かれます。右方向が井野川で、左方向が「田富橋」と宇美川です。
この先も、川沿いの道は工事中で通れず、左岸方向に大きく迂回しました。
九州自動車道をくぐり「宇美橋」までくると、左岸の道路はすごく交通量が増えてきます。
ここは「宇美橋」を渡って右岸を走ります。左の写真は「宇美橋」の上流右岸の小道です。
後方右岸に「萬代酒造」があります。
「妻附橋」から「正法橋」の間は、左岸を走ったほうが良いでしょう。交通量が多いので十分に注意してください。
「松ヶ本橋」の左岸から宇美川上流を写した写真です。
左岸沿いに道が続きます。道は次第に登りになっていきます。
「障子岳橋」を過ぎて更に左岸を進むと、川は二股に分かれます。左方向が後谷川で、右方向が宇美川です。
後谷川に架かる「後谷橋」を渡って進みます。
正面の橋が「内野橋」です。また、その奥に見える貯水池が「打尾池」です。
森の中の道を抜けると、「昭和の森」へ続く道に合流しました。昭和の森はもうすぐです。
「昭和の森」の入口です。「昭和の森」は三郡山や宝満山への登山口にもなっているようです。
看板には「工事中につき立入禁止」、「自己責任において入園すること」等が掲示されていましたが、自己責任において進みました。
「昭和の森」から宇美川上流(源流)方向をみた写真です。残念ながら道路はここで切れて、これ以上進むことが困難です。ここから引き返すことにしました。
写真の上部には「三郡山のレーダー群」も写っています。