河口から源流まで「須恵川」

Date:2005/11/20

須恵川は、糟屋郡須恵町と飯塚市をまたぐショウケ越付近を源流とし、福岡市東区松島1丁目で宇美川に合流する、全長15kmの二級河川です。
宇美川は多々良川から分流しているので、河系図?でいえば須恵川は多々良川の孫川になるのでしょうか。 地図をクリックすると拡大表示します。

左の写真は、須恵川河口に架かる休也(きゅうや)橋で、対岸の筥松3丁目から写したものです。

須恵川河口に架かる休也(きゅうや)橋から、上流を写したものです。
川の左岸はラフロードが多く、右岸は舗装された道路が続きます。須恵川の右岸は舗装された道が続いていて走るのは楽ですが、ラフロードが多い左岸には目を楽しませてくれる草木がいっぱいです。
右岸を走った人も、須恵橋を渡って左岸を走りましょう。右岸はしばらく須恵川を離れます。
子供さんを連れたお母さん達が集う箱崎公園(トイレあり)を過ぎ、山陽新幹線のガード下の多の津4丁目交差点を右岸に移ります。

須恵川の右岸は舗装された道が続いていますが、左岸は時折ラフロード(分かり易く言えば、未舗装の土手)があります。
並木道も左岸の特徴で、この季節は落葉が赤く色付いていました。

このシリーズを始めて、亀の甲羅干し(先週は「みどり亀の日向ごっこ」と表現)が珍しいものではないことを知りました。 今回は、3匹の亀(ミシシッピアカミミガメの夫婦と子供?)が、仲良く甲羅干ししているシーンに出会いました。来る冬に向け、風邪を引かないように日光浴をしているのでしょうか?。
昔、こんな歌がありました、「親亀の背中に小亀を乗せて、小亀の背中に孫亀のせて、孫亀の背中にひ孫亀のせて、親亀こけたら・・・」、そんな歌を思い出させるシーンですが・・。

福岡東環状線にぶつかると、しばらく川沿いを離れて走ります。福岡東環状線を左折し、すぐに右折します。

須恵橋を過ぎ、県道35号線の高架をくぐって川なりに進むと、河床に大きな平たい岩が見えてきます。これが、須恵川の大きな特徴です。

仲島水辺公園です。
須恵川の左岸に休憩用のベンチやトイレが整備されていて、絶好の休憩ポイントです。

須恵川の左岸は舗装道路あり、ラフロードあり、土手あり、といろんな道がありますが、走れないような道はありませんでした。
仲島水辺公園を過ぎると、須恵川は二股に分かれますが、迷わず水量の多い右側のルートを選んでください。
須恵川沿いには、秋の香り/彩りがいっぱいでした。振り返って撮った一枚です。

黄色のコスモスに、落葉樹の紅葉、秋ですね〜!。。
若杉の森運動公園を過ぎると県道60号線に出ます。県道60号線は交通量も多く、また路側帯も狭いので、十分に注意して走ります。

しばらく県道60号線を走り、花園橋で川沿い(左岸)の小道に入ります。
左の写真は花園橋から須江川上流を写したものです。

田んぼ横のラフロードを走ると、新佐谷橋に着きます。
左の写真は新佐谷橋から須江川上流を写したものです。右岸の土手は走れないことはありませんが、押しの覚悟が必要です(道路が荒れているので、ちょっと危険です・・・)。ま〜、常識的には、県道60号線を走るんでしょうね。

木霊(こだま)橋から須江川上流を写したものです。この後は須江川沿いを離れて、県道60号線を走るしかありません。

須江川の源流は、この須恵ダムの上流(の山の中)です。須恵ダムも紅葉の季節に彩られていました。


メインへ戻る