田川郡添田町の英彦山を源流とする全長36kmの彦山川は直方市で遠賀川に合流します。遠賀川に合流する河川では最も長い河川のようです。
今回は直方から川沿いに源流まで遡ってみました。
相棒は「走二郎」こと、久留米ばらもん製・26HEツーリングです。
地図をクリックすると拡大表示します。
JR吉塚駅からJR直方駅まで輪行し、JR直方駅に着いたのが9時42分でした。
日の出大橋(0.8km地点)から撮影した彦山川と遠賀川の合流点です。
写真の左側が彦山川で右側が遠賀川です。彦山川と遠賀川の合流点先端には公園が整備されていて、トイレ兼展望台も設置されています。
両岸に広がる菜の花のじゅうたん、お花畑です。ほのかな花の香りが漂っています。
雲雀(ひばり)の鳴き声がうるさいほどです。
赤池橋の近くから撮影した彦山川と中元寺川の合流点(9.6km地点)です。
写真の左側が彦山川で右側が中元寺川です。
中洲(ちょっと公園風)に渡って彦山川の右岸を走り続けます。
目敏く見つけた「日向ぼっこをするすっぽん亀」、久々の出会いです。
こころがほのぼのと暖かくなるひとときです。
(正しくは外来種の「ミシシッピアカミミガメ」でほのぼのしている場合ではありませんでした・・)
彦山川の右岸から振りかえって見た高柳堰です。高柳堰の奥には福智山の山並みが見えます。
土手に咲く菜の花の奥に見えるのが、右から香春一の岳、二の岳、三の岳です。
香春一の岳は石灰岩採掘のために山頂から削り続けられ、いまでは半分ほどになっています。
糒(ほしい)橋のすぐ上流に設置されている糒(ほしい)堰です。
出雲大社分神の出雲神社です。走り出してここまで20.9km。
この神社には大国主命や因幡の白兎、そして大黒様?の石像が立っています。
後で調べたところ、油須原線・彦山川橋りょう跡らしいです。
四万十川の沈下橋ほど有名ではないけど、同じような橋が福岡にもあるんですね。
JR彦山駅をすぎて国道500号線に入りました。道路の上を横切るのはJR日田彦山線です。
このルートは以前走ったことがあるような・・・。
分岐点(41.5km地点)を左方向に進み、国道500号線の旧道に入りました。
こちらのほうがパスハントの雰囲気が濃いようです。