河口から源流まで「樋井川」

Date:2006/01/09

樋井川は油山の市民の森を源流として、福岡ドームのすぐ横で博多湾に注ぐ全長12.9kmの二級河川です。
写真は樋井川の東岸に突き出た堤防から上流を写したものですが、遊歩道/自転車道の渚橋と福岡都市高速が見えます。手前左側の海岸には人口の砂浜(海浜公園)が作られ、冬にもかかわらず散歩したりジョギングする人々がいました。また、堤防には魚釣りする太公望がいます(こんなに寒いのに好きですね〜!。でも堤防を走ると、ホイールに捨てられたラインが絡みつくので困ります)。
ここをクリックすると樋井川のルートマップを表示します。

対岸の百地浜には福岡タワーや高層のマンション群が建っています。百地浜にもシーサイドももち海浜公園が整備され、特に夏場は沢山の人々で賑わいます。
樋井川には両岸に川沿いの道がありますが、どちらかというと交通量の少ない西岸がお勧めです。
相棒は「走二郎」こと、久留米ばらもん製・26HEツーリングです。

樋井川の東岸に作られた地行浜西公園の横から、樋井川の河口を振り返ったものです。
二階建ての遊歩道とシーホークホテル、IT企業のビル群が印象的です。
冬場のどんよりした天気で、写真写りがイマイチなのはご勘弁を!。

樋井川の両岸に川沿いの道が続いていますが、東岸の道は新今川橋から交通量が増えるので、西岸の道がお勧めです。西岸の道は道幅も狭く、交通量も比較的に少ないようです。
別府橋を過ぎても川沿いの道は続きます。

友泉庭橋が見えてきました。樋井川はここで左に大きくカーブします。
写真の左手前に友泉庭公園があります。友泉庭公園は筑前黒田家の六代藩主継高が設けた別邸を、福岡市が池泉廻遊式の純日本式庭園として整備したものだそうです。入園料は大人200円だそうですが、時間を作って妻と一緒に訪ねてみたい場所です。
別府橋以降、上流に向って左岸は、交通量が多い割には路側帯も狭いので、右岸を走るほうが気楽です。

友泉庭橋のすぐ上流で川は二手に分かれます。向って右側が一本松川(片江川)で左側が樋井川です。
上流に向って右岸が比較的に走りやすいですが、時折道路が切れたりするので、適宜、左岸の道へ迂回しながら走ります。

長尾近辺では、樋井川に鯉を放流する運動が進められています。
また、川沿いに桜並木があったりしますが、春は見事な花が咲くのでしょうね。

桧原の桜橋の手前の歩道で左岸へ渡ります。右岸を走っても川沿いを少し外れるだけですが・・・。

奥に桧原団地が見えてきたら、左岸の道は途絶えます。
小さな歩道で右岸に渡り、桧原団地の横の川沿いの道を走り続けます。

新中島橋の上流で川は二手に分かれます。

向って右側が樋井川で左側は?。すぐ上流で左岸に渡ったほうが、走りやすいようです。

柏原小学校前の赤い欄干の羽黒大橋から樋井川の上流を写したものです。まだまだ、両岸に住宅街が続きます。
右側に見える鳥居は羽黒神社のものです。
次第に勾配が急になってきます。

試験場橋を過ぎると、さすがに住宅街は消え、田舎の風景になりました。
写真は三十田橋から樋井川上流を撮ったもので、川幅はかなり細くなりました。この後、三十田橋を渡り油山へ続く広い道に合流しました。

三愛霊園を過ぎ、西山田橋を渡って、筑博興産(株)の敷地横を「市民の森(自然観察の森)」の案内板に沿って進むと、やっと樋井川本来のごつごつした岩々が見えてきました。手前の丸太橋を渡ると小さな祠があります。
時折、小雨がちらつき始め、ちょっと帰路が不安です。

樋井川沿いに「市民の森(自然観察の森)」への道が続きますが、自転車ではこれ以上進めないので、ここで引き返すことにしました。
樋井川は源流近くまで住宅街が続く、シティー派?の河川でした。


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