河口から源流まで「大根川」

Date:2005/12/03

大根川は西山(糟屋郡古賀町大字薦野)の本谷橋を源流に、古賀市古賀で玄界灘に注ぐ全長11kmの二級河川です。二級河川にしては珍しく同一市内に源流(起点)と終点(河口)をもっています。
地図をクリックすると拡大表示します。

河口には玄海灘の白波が打ち寄せています。

河口の両側には広〜い砂浜が続いています。大根川河口周辺はそれほど開発が進んでいないので、海遊びものんびりと楽しめそうです。

河口から上流を見たものです。
終末処理場より下流(河口側)は未舗装で、釣りを楽しむ人々の車が駐車されていました。
河口の右岸には終末処理場とゴルフ場があり、住宅街が広がる左岸には、公園やボート繋留所も作られ、玄海灘に突き出るように防波堤が長く続いています。
河口からダイエー古賀店近くの古賀橋までは、大根川の右岸を走ります。

古賀橋から撮影した大根川(左方)と青柳川(右方)の分岐点です。
古賀橋上流は、左岸を走ります。

左岸を走り、国道3号線を横切ります。
右岸を走っていると国道3号線にぶつかって川沿いの道は終わります。右岸にも素敵な土手が続いているのですが、古賀橋から上流は左岸を走ったほうが良いようです。

国道3号線を渡ってしばらく走ると、道が分岐します。
道なりに舗装道路を走っても、川沿いに土手を走っても、どちらも途中で道が途切れることはありません。
ロードレーサーだと川沿いの土手を走るのは、ちょっときついかもしれませんが・・・。

県道35号線を横切った後も、川沿いのラフロードは続きます。舗装道路を走って太郎丸交差点を渡る方法もありますが、土手上のラフロードも、しばらくすると舗装道路に合流します。
このまま、大根川の左岸を走り続けます。

白鷺橋(白鷺交差点)を過ぎると、道は大根川からしばらく(数百m)離れてしまいます。
九州自動車道路をくぐって、しばらく進むと熊鶴橋で大根川に合流し、また左岸沿いに走ることができます。

大根川も秋の風景です。ススキの穂の白さが目に飛び込んできました。

ずっと川沿いに左岸を走ってきましたが、麦田橋の上流は川沿いの道が途切れます。
大根川から少し離れたルートを走らざるをえませんが、私は、ここを左折して左岸から少し離れたルートを走りました。

すぐに川沿いの道に戻ると、川沿いには秋の景色が続いていました。

柿の赤さと銀杏の黄色が素敵です。

新田中橋の上流で左岸の道は途切れるので、新田中橋を渡って右岸を走ります。

右岸の土手道は、少し小石が浮いたラフロードですが、途中で途切れることはありません。

桜並木が続いています。桜の季節は素敵でしょうね!。

清滝橋が見えてきました。ここでラフロードとお別れです。
この後も、右岸沿いに走ります。

上薦野橋を渡ると、道は二手に分かれます。
右に行くと林道・薦野線で、左方が「白木越えを経て犬鳴山に至る」と記されていました。左方に向います。

今はなき「清滝荘」前を過ぎると舗装は途切れ、ほとんど山道となります。
砂利の浮いたラフロードは、強く踏み込むと後輪がすべってしまいます。

源流近くで自転車をとめ昼食にしました。
源流近くの水は清冽で、長く指をつけることができないくらいです。

(参考)
大根川河口の左岸周辺は、堤防上も舗装され、公園(トイレあり)やボート係留場も整備されています。また、防波堤ブロックで玄海灘から護られているので、海水浴も出来そうです。周辺は開発が進んでいないので、ちょっとした穴場ですね。


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